ファンハウス 惨劇の館 作品情報
ふぁんはうすさんげきのやかた
ガソリン・スタンドに勤めているバズ(クーパー・ハッカビー)との初めてのデートをひかえ、シャワーを浴びていた少女エイミー(エリザベス・ベリッジ)は、弟ジョーイ(ジョーン・カーソン)の悪戯で、一瞬気分をそこねた。気をとりもどしカーニバルに行った彼女は、友だちリチー(マイルズ・チャピン)とリズ(ラーゴ・ウッドルフ)のカップルと落ち合い4人で行動をとることにする。様々な見せ物や店でカーニバルは人々でにぎわっていた。最大のアトラクションはファンハウスとよばれる館だった。朝までそこで過ごそうと決意した4人は、暗闇の中で、それぞれセックスにふけっていた。しかし、ある物音でハッとした4人は、すき間から下の部屋をのぞき、恐しい光景を目にする。占い師の女がマスクをつけた客引きの男(ウェイン・ドーバ)をはずかしめ、怒った男が女を殺したのだ。驚いた4人は必死に出口をさがすが、見つからず彼らは恐怖におののいた。突然ロープが落ちてきて、まずリチーが首を絞められ、リズが床の穴に落ちてしまった。意識を戻した彼女を客引きの男が襲い、刺殺される彼女。残ったエイミーとバズをさらに父親の客引きで館の経営者(ケビン・コンウェイ)が襲うが、逆にバズが彼に剣をつきさした。しかしその場に現われた息子にバズが殺される。ひとり残ったエイミーは迷路をかけめぐり、やがて、制御室に逃げ込み追ってきた男に金属パイプを振りかざした。そして死んでゆく息子。ようやく外に出て、帰途についたエイミーを何事もなかったかのように太陽が包むのだった。
「ファンハウス 惨劇の館」の解説
若者たちが楽しむ町の力ーニバルを背景にファンハウスと呼ばれる恐怖の館に入り込んだ4人の若者を襲う怪奇な出来事を描く恐怖映画。製作総指揮はメイス・ニューフェルドとマーク・レスター、製作はデレク・パワーとスティーブン・バーンハート、監督は「悪魔の沼」のトビー・フーパー、脚本はラリー・ブロック、撮影はアンドリュー・ラズロ、音楽はジョン・ビール、編集はジャック・ホフストラ、製作デザインはモートン・ラビノウィッツが各々担当。出演はエリザベス・ベリッジ、ショーン・カーソン、ケビン・コンウェイ、ウェイン・ドーバ、クーパー・ハッカビー、ラーゴ・ウッドルフ、マイルズ・チャピンなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1981年6月20日 |
---|---|
配給 | ユニヴァーサル=CIC |
制作国 | アメリカ(1981) |
上映時間 | 96分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「ファンハウス 惨劇の館」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。