ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀 作品情報
はわーどざだっくあんこくまおうのいんぼう
遥か宇宙。2つの月を持つある惑星は、アヒルが住人のほぼ地球と同じ文化圏を持つ星だった。27歳の独身サラリーマンのハワードは、今日も仕事につかれ、帰宅。ほっとする間もなく、突如起こったパワーのうずに巻き込まれ、遥か宇宙の果てに吸い込まれ、着いた先は地球だった。ふとしたきっかけで場末のバーで唄うロック・グループのボーカル女性ビヴァリー(リー・トンプンン)と知り合った。言葉を話すアヒルに、ただ呆然のビヴァリーだが、やがてハワードがアヒルなりのジェントルマンと知り、2人は打ちとける。なんとかハワードを元の星に帰さねばと、ビヴァリーは友人で博物館の清掃人フィル(ティム・ロビンス)にハワードと共に相談に行くが、アヒル人間(?)の世紀の大発見に金儲けを考えるフィルにあいそをつかす。ハワードは1人職を求めるが、うまく行かない。結局1人の男性としてみてくれるビヴァリーの所へ戻るハワード。そんな彼らの前に、フィルがジェニングス博士(ジェフリー・ジョーンズ)を連れて来た。実はハワードが地球に落ちて来たのも、レーザービームを宇宙に放った博士の実験のせいだったのだ。その操縦を逆にすれば、自分の惑星に帰れる。早速、レーザービームを作動する博士だが、操作ミスにより、宇宙に棲む暗黒魔王の1人が乗り込んで来て博士に乗り移ってしまった。そして、博士を使って、他の魔王の一団を地球に転移させようとする。その計画を阻止するため、ハワード、ビヴァリー、フィルの活躍が始まった。しかし、レーザービームは悪魔が乗り移った博士が操作する。そして、悪魔の一団の転移が始まる。それを止めるには、レーザービームを破壊するしかない。するとハワードは故郷の星に帰れなくなってしまう。ビヴァリーとフィルが悪魔にとらえられてしまい、ハワードは、地球の危機を救うため、戦いの末、レーザービームを破壊する。そして、ビヴァリーのロックグルーブのマネージャーとして第2の人生(!?)を生きることにした――。
「ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀」の解説
スティーヴ・ガーバーと画家バル・メイエリックが創造した人気コミックの映画化で、アヒル星から地球にまぎれ込んだハワードが宇宙の魔王と対決する活躍を描くSFXアドベンチャー。製作はグロリア・カッツ。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョージ・ルーカス。監督は「おかしな関係」のウィラード・ハイク。脚本はカッツとハイク。撮影はリチャード・H・クライン、音楽はジョン・バリーが担当。出演はぬいぐるみのハワードの他、リー・トンプソン、ジェフリー・ジョーンズ、ティム・ロビンスなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1986年12月6日 |
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配給 | UIP |
制作国 | アメリカ(1986) |
上映時間 | 111分 |
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