母親クーガーの一生 作品情報
ははおやくーがーのいっしょう
ここは雄大なアメリカ南西部。クーガーのシータはその一角の古い洞穴に3匹の子どもとともに平和に暮らしていた。ところが子どもたちの父親クーガーは人間たちによって殺されてしまった。雄クーガーが死んだ以上、シータと3匹の子どもは自分たちだけで生きていかなければならない。しかし執拗な人間どもの罠にはまり檻にとじ込められてしまった。だが、羊飼いのエティオ(アルフォンソ・アラウ)に助けられ、檻を抜け出した。プロのハンター(スチュアート・ホイットマン)は馬にとび乗り猟犬たちをけしかけ、子どもたちのもとへ急ぐシータを追う。シータはどこまでも追ってくる猟犬を振り切ることができず、ついに雄クーガーが命を落とした谷をはさんだ絶壁に追いつめられた。進退きわまったシータにとって、あとは谷を飛びこす以外に逃げ道はない。彼女は飛んだ。全身の筋肉を結集して隣の絶壁へ。自由に向かって、身をおどらせた。無事に巣に帰りついたシータは子どもたちを集めてよその土地に行くことにした。ハンターのこない安全な土地へ--もしそんな所があればだが。
「母親クーガーの一生」の解説
マウンテン・ライオンともアメリカ・ライオンとも呼ばれるクーガーのめすとその3匹の子どもを主人公に、おすのクーガーが殺されたあと、襲いかかる狩猟家や猟犬たちから敢然と子どもを守ろうとする母親クーガーの姿を描く。製作はジェームズ・アルガー、監督はジェローム・コートランド、原作はロバート・マーフィ、脚本はルイス・ペリティア、撮影はウィルアム・クロンジャガー、音楽はバディ・ベイカーが各々担当。出演はスチュアート・ホイットマン、フランク・アレター、アルフォルゾ・アラウなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1974年6月1日 |
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配給 | ブエナ ビスタ映画 |
制作国 | アメリカ(1973) |
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