2001年宇宙の旅 感想・レビュー 15件

にせんいちねんうちゅうのたび

  • SF
  • ★★★★☆15件

総合評価4.86点、「2001年宇宙の旅」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-08-20

今朝のNHKラジオ深夜便ロマンチックコンサートは名曲クラシックのJAZZアレンジメント特集,最後にワーグナーのツァラトゥストラはかく語りきも!スタンリー・キューブリック監督はクラシック音楽を映画に持ちい無い手は無いよと語って居るんだ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-04

そして類人猿が抗争で骨等の武器を使って人を殺戮して以降,抗争手段が宙を舞って宇宙空間の核兵器に至るまでのプロセスを,一瞬のジャンプカットで表現するのがキューブリック監督の本篇映像の醍醐味でも在った。映像におけるカットの役割りはグリフィスの劇映画以降深化を遂げるんだ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-10-28

東京工芸大公開映像の再発見第二回はヴァーチャル・リアリティー,重量がキーワードに本篇も紹介された

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2021-10-15

アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の遺作映画〈囚われの女〉の光学的効果,処理のシーンを観ていて同年製作の本篇との共通性を感じた…。人間対コンピューターの本篇の主題と上記の愛のミラージュのテーマは異なるものの現代的なホラー作品と言う性格でも一致して居る処も感じ

P.N.「HALぁんだタブレット‐孕んだ石板」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2021-07-28

2001年の貴種漂流譚

ヒトザルから進化したか、それは、わからないけれど、何かしらの計らいで、人類は、閃き、インスピレーションを得て、進化して来た。

宇宙は、一なる意志、モノリスであり、全ては、そこに内在している。

われわれ人類は、オデッセイア、貴種漂流譚
のオデッセイウス、何者でもない者である。

宇宙の中にわれわれが存在するが、そもそも、その存在の源は、モノリスにして、一なるモノ。

宇宙の中に、全てを生み出し、われわれは、その一なるの中で、宇宙の音楽を奏でるヨーゼフ・シュトラウスのように、♪天体のワルツを踊る。

われわれが、宇宙そのモノであり、そのモノを体験する為に、一人の生命体として誕生し記憶を一時期失った、HAL9000のような存在。

正に、HALぁんだタブレットの申し子。

今、世の中の多くの人々は、タブレット(スマホ)に吸いよされるように生きていて、ある意味揶揄された存在。もしくは、最早、HALに呑み込まれていることすら気が付かないのかも知れない。

P.N.「タヴァーンポスト」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-07-21

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

「SF映画の金字塔」というのが本作の枕詞(まくらことば)になっていますが、それ以上に、映画史上の最高傑作であり、本作を鑑賞することは、映画が映画を超える瞬間を目撃する、ということなのです!
 ここで書いておきたいのは、HAL9000が狂ってしまうエピソードが、なぜストーリー上に必要だったのか、という点です。結論から言えば、それはボーマン船長が超生命に進化するためのイニシエーション(通過儀礼)であり、乗り越えるべき試練だったのです。
 なお、本編中で3回流れるリヒャルト・シュトラウス:《ツァラトゥストラはかく語りき》導入部は、カラヤン指揮/ウィーン・フィルの演奏です。
 最初に出たサン・トラ盤なるものには、ベーム指揮/ベルリン・フィルという、まったく別の演奏が入っているので要注意。のちに東芝EMIから、更にはSONYから、ちゃんとカラヤン指揮/ウィーン・フィルの演奏が入ったものが出ましたが、これも、英文のトラック・リストには Vienna Philharmonic とあるにもかかわらず、日本語ジャケットにはベルリン・フィルと誤記されていて、まったく困ったものです。

P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2020-05-28

話で聞いていたが、難解でした。人工知能が謝罪する場面では感情がこもってなくて苦笑いしました。音楽、効果音がすばらしい!68年の映画なんですね、シネラマサイズで観たかったです。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-03-13

本編公開のテアトル東京もテアトル銀座も今は無いしタイトルの2001年はもう現実には18年前の過去だ…。人類の進歩は或る意味でSF作家の構想よりもかなり遅れてる感も有る,ともあれバイオレンスな苦痛を伴ったスタンリー・キューブリック監督作品「時計仕掛けのオレンジ」を視聴して疲れ切った脳裏に閃く閃光は本編のコンピュータとの格闘シーン,映像バトルと一寸難解でシュールなラストシーンだったんだねぇ。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-02-19

1999年に亡くなったスタンリー・キューブリック監督,本編のタイトルに在る2001年には彼の遺志を継いだ様にステイーブン・スピルバーグ監督が自身の演出した劇映画「A.I」をキューブリックに捧げていたね。地球が眠れる胎児を孕む球体の如き本編のラストシーンは母子がベットで永遠に眠りに墜ち行く「A.I」のラストとも照応してる見たい…🌍

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-02-01

そしてエイゼンシュテイン監督の無声映画「戦艦ポチョムキン」の壮大なラストを観ていて本編冒頭の〈美しき青きドナウ〉のヨハン・シュトラウスのワルツの曲が流れるシーンがオーバーラップして来たんだ🎵

P.N.「あやりん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-10-21

IMAX版TOHOで鑑賞。京橋アーカイブは連日満席だったらしく、朝早くから当日券を求めて集まった方々を「いーなぁ」と、通勤で近場を歩きつつ眺めてました。この映画を音響設備の高い大スクリーンで見られる感動、50年前にこれが作られたことに感激し、難解な内容に自分なりに思考を働かせ浸ることが出来、…で、なんと上映中に休憩まであり(笑)大満足でした。解釈は人それぞれでしょうが、小説や暴露本もたくさんでているので、その楽しみにも浸れます。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-17

英国の産業革命後の社会にアンチ・マシーン即ちラジカルな機械化反対闘争の機械打ち粉わしのラダイト運動が在った様に本編の主題もコンピューターのハルと人間との闘いだった!授精した卵子・胎児の姿のミクロの生命体とマクロな蒼き地球の姿がグローバルに相対するラストシーンも見ものだった♪ラストソングは前奏曲として宇宙空間を漂う美しき青きドナウ♪其れはクラシックを愛好し自由自在にサウンドトラックに用いるスタンリー・キューブリック監督ワールド♪

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-11

スターチャンネルでSF クラシックベストテンB面で放映されたのが本編の続篇に当たる<2010>。黒板石の物語はさらに進展するー。ロシアの女性の宇宙飛行士ヘレン-ミレンがチャーミング!二つの太陽のある幻想的な風景の神話見たいな世界のラストシーンは本編の冒頭に照応している!

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-05-04

かつて本編か<エイリアン>かどちらが好ましいか?評価が二分された時期が有ったー。改めて本編を観るとオペラの歌曲の様に壮大な宇宙ものとしてビデオインスタレーションを先取りした作品に映った♪コンピュータのハルと宇宙飛行士との確執のエピソードなどちりばめられて、冒頭の類猿人の前の黒い物体の謎で繋いだオムニバスの章立てスタイルで取り立てて大きなドラマが用意されている訳では無い。只、宇宙の生命観は作家アーサーC クラークが想像した方向で解明されている。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

冒頭シーンで、あたかもハムラビ法典が刻まれてでもいる様な巨大石盤を類人猿が群がって意味を探っているー。宇宙SF 映画と言うジャンルでは無くて、実は考古学或いは文化人類学的な視座のオープニング!!有名なドナウ川の小波へと♪其を誘うは骨を利用した道具の発明、真空状態で舞う万年筆、回転する宇宙船内…美しき青き地球の廻りを星星とダンスする宇宙ステーション…。スペースオペラの始まり始まり♪

最終更新日:2024-08-30 16:00:01

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