殴り込み大平原 作品情報

なぐりこみだいへいげん

カンサスへ向うボーズマン街道の宿場に駅馬車がついた。2人の男が降りてき、彼らをつけた男が、逃げこんだホテルの部屋で、殴られてのびた。部隊本部に連行された。――2人の男は総司令部から派遣されたバーク中尉とナルビン軍曹だった。つけた男は退役仕官で、拳銃使いのライナス・キンカノン(トニー・マーティン)だ。女性メイリーン(ペギー・キャッスル)は行方不明の兄を探す旅の途中だった。兄の身代金を要求されていた。司令官は3人の男に総司令部からの要請を伝えた。辺境守備隊の新式ライフルが大量に横流しされたのだ。3人はメイリーンを連れて出発した。荒野でシャイアン族の襲撃にあった。湖畔に宿営し、4人はインディアンに変装して大襲撃から逃れることができた。守備隊のスミス砦についた夜、、メイリーンの部屋に身代金を要求する手紙があった。キンカノンが金を取りにきた男と格闘のすえ捕らえた。ホステッダー中尉だった。隊長ベルは中尉を射殺した。――3人の男は出発した。途中でウィスキー密売者に変装し、シャイアンの本拠に入った。酋長アイアン・ウルフは本隊を連れて留守だった。そのスキに家族を酒に酔わせ、ライフルの隠匿所を爆破して、逃げた。ウルフの隊に待伏せされた。闘いののち、ウルフを捕らえたとき、守備隊がついた。ベル大尉はこの戦闘にかこつけてキンカノンらを殺そうとしたが、機先を制せられた。キンカノンは大尉と対決した。ウルフの証言で大尉が横流しの張本人であることが知れた。処刑された。司令部からキンカノンに現役の少佐にするという電報がきた。メイリーンの兄はすでに死んでいた。彼女はキンカノンと結婚した。

「殴り込み大平原」の解説

西部開拓時代に勇猛をうたわれた男というライナス・キンカノンを主人公にした西部劇。TV作家ドンン・マーティンと「夜歩く男」のジョン・C・ヒギンズの共同脚本を「向う見ず海兵隊」のレスリー・セランダーが監督した。撮影はジョセフ・バイロック、音楽はレス・バクスター。主題歌「国境の密偵キンカノン」はサミーカーン作曲、バル・ボーン作詩。出演は「我が心に君深く」の歌手トニー・マーティン、「攻撃目標零」のペギー・キャッスルら。製作ハワード・W・コッチ。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 大和フィルム
制作国 アメリカ(1956)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:03

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