テキサスの四人 作品情報

てきさすのよにん

銀行の用心棒でとばく師のザック(フランク・シナトラ)とジョー(ディーン・マーティン)は偶然駅馬車に乗り合わせた。途中マトソン(チャールズ・ブロンソン)一味に襲われるが、2人の手練に彼らは死人を残して去る。一味は馬車の大金を奪いザックを殺すよう銀行のバーデン(ヴィクター・ブオノ)に命令されたのだった。ジョーは隙をうかがって金を横取りして逃げた。ザックは愛人イーリア(アニタ・エクバーグ)の所へ帰るが、ジョーが町へ現れたと聞き、腹心らとジョー攻撃を考えた。ザックはジョーと会うためにレストランを指定して落ち合ったが、その暗闇からマトソンの銃口がザックに向いているのを認めたジョーは素早くマトソンを撃った。2人は妙な別れ方をした。マクシン(アーシュラ・アンドレス)はとばく師の未亡人で河船の上でとばく場を開くための出資者を探していたが、ジョーはその美しさに魅せられて金を出すことを引き受けた。その頃、バーデンはザックと河船を乗っ取る計画を立てていたが、彼はザックの副業である仲買いの綿の陸上げのとき、船を沈没させザックに罪名をかぶせた。河船乗っ取りを防ぐ手を考えていたジョーは、犯罪証拠をバーデンにつきつけ、船着場を99年間借りることに成功した。河船の就航祝いの日、怒ったザックは乗り込んで船員と乱闘を始め、ジョーとザックは殴り合って船内の倉庫に転落、そこで沈没した綿を発見、バーデンの悪企みに気づいた。そこへバーデン一味も殴り込んで来て、仕方なくジョーとザックは手を結んで応戦、2人の勝利がバーデンの悪事を証明した。ザックとイーリア、ジョーとマクシンは結ばれた。

「テキサスの四人」の解説

「何がジェーンに起こったか?」のロバート・アルドリッチがテディ・シャーマンと共同でオリジナル・シナリオを執筆、監督した西部活劇ドラマ。「ベラクルス」ほかのコンビ、アーネスト・ラズロが撮影を、また空中撮影を「史上最大の作戦」のロジャー・モンテランが、音楽をサミー・カーンとジミー・バン・ヒューゼンのコンビがそれぞれ担当した。出演者は「ナイスガイ・ニューヨーク」のフランク・シナトラ、ディーン・マーティン、「ボッカチオ70」のアニタ・エクバーグ、「007は殺しの番号」のアーシュラ・アンドレス、「大脱走」のチャールズ・ブロンソン、「何がジェーンに起こったか?」のヴィクター・ブオノ、「ベン・ケーシー」のニック・デニス、「ドノバン珊瑚礁」のマイク・マザーキほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 ワーナー・ブラザース
制作国 アメリカ(1963)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「テキサスの四人」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:04:03

広告を非表示にするには