テキサスの暴れ者 作品情報
てきさすのあばれもの
悪名高き拳銃使いのダン・リッチイが西部の町のメサにやって来るという噂を聞き、殺し屋デーブ・ロブレス(アンソニー・クイン)も町にやって来た。5年前デーブは友人をダン一味に殺され、その仇を狙っていたのだ。2人は町で対決した。デーブは傷つき、ダンは死んだ。これを往年の射撃の名人バニスターが見ていた。彼は町で酒場を経営していて、用心棒を探していた。デーブはバニスターに口説かれた。そこへビル、ジョージ、ジャスパーの3人がバニスターの酒場に雇われるためやって来た。彼らはさっそく酒場の中で拳銃を振り回して暴れだした。腰抜けの保安官ティルマンは、彼らのなぶり者にされた。これを見たデーブは用心棒を断り、自分の傷の手当に医者の所へ行った。そこで美しい看護婦エステラ(カティ・フラドー)に会い、デーブはたちまち首ったけになった。が、彼女は内心彼を好きだったが拳銃使いは嫌だといった。勝気なエステラは保安官の手助けをしようとしたが、反対にジョージらに捕まった。デーブは彼女を救おうとしてジョージとジャスパーを射殺した。これを見ていた町民の願いで、デーブは保安官になった。デーブはバニスターに町から退去しろと命じた。2人は銃を捨て格闘し、デーブは勝ったが右腕を折った。もう拳銃は使えない。デーブは医者に秘密にしてくれと頼んだ。が、バニスターに知れてしまった。彼はデーブに挑戦した。エステラは拳銃のため夫を失い、娘を働きながら養育していた。彼女はデーブに町を一緒に去ろうと勧めた。が、保安官としてそれは出来なかった。デーブとバニスターは対決した。彼の右腕は健在だった。彼の計略は成功し、バニスターは町を逃げ出した。デーブの拳銃を使わぬ勝利に、エステラは心から喜び、2人は固く抱きあった。
「テキサスの暴れ者」の解説
テキサスのメサ・シティを舞台に、保安官と悪漢の対決を描いた西部劇。リチャード・カーの原作を自身が脚色し、ハリー・ホーナーが監督した。撮影は「バスク決死隊」のスタンリー・コルテス、音楽をフレッド・スタイナー。出演は「ガンヒルの決斗」のアンソニー・クイン、「真昼の決闘」のカティ・フラドー、ほかにピーター・ホイットニー、ダグラス・フォーリー、ジョン・ラーチなど。製作ロバート・L・ジャックス。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | 昭映 |
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制作国 | アメリカ(1957) |
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