テキサス街道 作品情報

てきさすかいどう

1845年。ニューヨークでガーネット(ジョーン・レスリー)と結婚した若い商人オリヴァ・ヘイル(ジョン・ラッセル)は新妻を伴ってカリフォーニアへ帰る途中ニュー・オーリーンズに立ち寄った。ガーネットはこの町の酒場で唄姫フロリンダ(ヴェラ・ラルストン)と親しくなり、x彼女が殺人嫌疑で追われていることを知っても無実を信じて逃亡に協力した。サンタ・フェに着いたヘイル夫妻はフロリンダと再会、またオリヴァの友人たちの隊商にも会った。隊商の引率者ジョン・アイヴス(フォレスト・タッカー)は、オリヴァの兄チャールズが彼の結婚に不賛成だと告げた。兄は、オリヴァが私生児を生ませたカリフォーニアの大地主の娘カルメリータと結婚させるつもりだったのだ。オリヴァの友人、呑んだくれのテキサス(パット・オブライエン)や紳士賭博師シルキーを加えた隊商は、東へ行くジョン・アイヴスと別れて西に出発した。荒原でキャンプした夜、インディアンが突如来襲し、彼女は腕に傷を負った。一同は目的地ヘイル牧場に到着したが、兄チャールズは弟夫婦をなにかにつけて圧迫した。一方恋に破れたカルメリータは子供とともに自殺し、その父は娘の仇とオリヴァを射殺した。夫に死なれたガーネットはヘイル牧場にいたたまれず、フロリンダやテキサスなどとロスアンジェルスに向かった。そしてシルキーの酒場で、男の子を生み落とした。その子を奪いに現れたチャールズは、テキサスに殺された。1年後ガーネットはジョン・アイヴスと邂逅して、彼女はジョンを愛していたことを知った。そして2人は幸福を求めてサンフランシスコへ旅立った。

「テキサス街道」の解説

「ジャバへの順風」のジョセフ・ケインが製作監督した1954年作 色彩(トルカラー)西部劇で、グヴェン・ブリストーの原作から「暴力帝国」のブルース・マニングが脚色した。撮影は「ジャバへの順風」のジャック・マータ、音楽は「シェーン」のヴィクター・ヤングの担当。「私刑される女」のジョーン・レスリー、「ジャバへの順風」のヴェラ・ラルストン、「ミズーリ大平原」のフォレスト・タッカー、「ジャバへの順風」のジョン・ラッセル、「片眼のジョニー」のパット・オブライエン、バディ・ベア、ジム・デイヴィスなどが出演。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 リパブリック日本支社=NCC
制作国 アメリカ(1954)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:03

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