テーブル・ロックの決闘 作品情報
てーぶるろっくのけっとう
南北戦争が終わった頃、ウエス(リチャード・イーガン)は戦友のサムと無法を働いていたが、逃亡中足手まといの負傷者をサムが惨殺したことから別れる決心をした。その彼をサムは背後から射とうとしたが、一瞬早くウエスが射殺した。しかし目撃者のサムの女が、ウエスがつれないのを恨み、警吏に「懸賞金欲しさにウエスが背後から射殺した」と告げた。ウエスは捕縛されたが、お尋ね者を仕とめた理由で保釈となった。しかし彼の行為は歌にもなって世の非難をあびた。人目を避けて放浪に出たウエスは、やがてある駅馬車の中継所に変名して雇われたが、そこの主人が無法者に殺され、孤児となったジョディを親類のミラー夫妻(キャメロン・ミッチェルとドロシー・マローン)にあずけるため、テーブル・ロックにやって来た。ロック市では、テキサスから家畜を輸送してくる牧童の乱暴を恐れ大騒ぎだった。新聞編集長ジェームズンは警吏のミラーに治安の確保を要求したが、町のボス、カークの反対でミラーは煮え切らない。夫の態度に不満の妻ローナハウエスを頼りにした。牧童が町に到着、案の定殺人事件が起きた。裁判で、たまりかねたウエスが牧童の有罪を証言、本名も明かした。それに勇気づけられミラーも立ち上がったのでカークはミラーを除くため、名うての拳銃射ちブレックをよびよせた。ウエスはミラーのため、昔馴染みのブレックと対決、ウエスが勝った。背後からウエスを狙ったカークもミラーが射殺、市民達は団結して暴力一掃に立ち上がった。やがてウエスはジョディとミラー一家を残して旅立っていった。
「テーブル・ロックの決闘」の解説
サム・ウィーセンサルが製作した西部劇。「六番目の男」の西部小説作家フランク・グルーバーの原作をウィンストン・ミラーが脚色し、ライター出身のチャールズ・マーキス・ウォーレンが監督した。撮影は「攻撃」のジョセフ・バイロック、音楽は「ジャイアンツ」のディミトリ・ティオムキン。主演は「海底の黄金」のリチャード・イーガン、「風と共に散る」のドロシー・マローン、「たくましき男たち」のキャメロン・ミッチェル。他に子役ビリー・チャピン、ロイヤル・ダノ。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | RKOラジオ |
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制作国 | アメリカ(1956) |
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