ちびっこ天使 作品情報
ちびっこてんし
ミュージカル・スターのジャニス・コートニー(デビー・レイノルズ)がニューヨークのホテルで記者会見を行っていた。この会見中ジャニスは疲労がもとで気を失って倒れた。医師の命令でジャニスは秘書のエセル(アイリーン・ヘッカート)を連れてカネティカットの邸へ休養に出かけた。到着の翌日、ジャニスは思いがけないものを発見した。邸の掘立小屋に一匹の大きな犬と12歳のレオ(ビリー・ヒューズ)10歳のエミト(コリン・ピーターズ)9歳のブレンダ(サリ・スミス)双子のシャーマン(バリー・リビングストン)とダルシー(デビー・プライス)5歳のオシの子サニー(テディ・エックルズ)の6人が住みついていた。自邸に呼んで世話をしようとするジェニスに、料理女は手を貸そうとはしなかった。そんな騒ぎの中に神父のジム・ラーキン(クリフ・ロバートソン)が入ってきて、料理女をくびにして、自分たちで子供の世話をすることを提案した。6人一緒でないと寝られないという子供たちと一晩ともにしたジェニスは、手に負えないことを悟った。ジムと話し合ったジェニスは保育所に預けようとしたが、2人の話を聞いて子供たちは、逃げ出してしまった。すっかり同情したジェニスは、捜し出して豪華なピクニックを催すことにした。その時子供たちの伯父と伯母が養育費目当てに現れた。もつれた話は法廷にもち込まれ、子供はジェニスに預けられることになった。体も復調したジェニスは新作出演のためにニューヨークに出発したが、6人の子供のことは気にかかった。ジムの迎えでカネティカットに帰ったジェニスはジムの求婚を受け入れ、6人の子供は養子として迎えられた。
「ちびっこ天使」の解説
ブロードウェイのミュージカル演出家として才腕を認められているダンサー出身のガワー・チャンピオンの第一回監督作品。原作は大衆雑誌“レッド・ブック”に掲載されたピーター・V・K・ファンクの中編小説。脚色は、ジョセフ・カルヴェリとジョン・ファンテが共同で当り、撮影は新進アーサー・E・アーリング、製作はガント・ケイザー。出演者は「西部開拓史」のデビー・レイノルズ、「凡ては夜に始まる」クリフ・ロバートソン、「男の罠」のデイヴィッド・ジャンセン、「悪い種子」のアイリーン・ヘッカートなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | パラマウント映画 |
---|---|
制作国 | アメリカ(1963) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「ちびっこ天使」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。