断崖(1941) 感想・レビュー 3件

だんがい

総合評価5点、「断崖(1941)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-07

この映画「断崖」は、夫に殺されるかもしれないという、人妻の心理の襞を、アルフレッド・ヒッチコック監督が、繊細に物語る作品だ。

原作は、英国の推理作家フランシス・アイルズの「犯行以前」。
初めヒッチコック監督は、同じ作者の医師が妻を殺そうと、あの手この手を考える倒叙形式のスリラーの「殺意」を映画化しようと考えていたが、「私が作ってしまうと、あまりに恐ろしいものになってしまいそうだ」と、これを諦め、逆に被害者の視点で犯罪を描く、この作品を手掛けることになったそうだ。

人妻のジョーン・フォンテーンを追い詰める、ケーリー・グラントが、虫も殺せそうもない伊達男ぶりなのが、とてもいい。

妻の元へ運ぶ毒入り(?)ミルクの効果を際立たせようと、豆電球をミルクの中に入れて、暗闇の中にボーッと浮かび上がらせた演出は、ヒッチコック監督ならではの工夫が見られて素晴らしい。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-04-28

ケーリー・グラントとジェーン・フォンテーン,銀幕スターの共演の美

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-06-02

白い基調色,疑惑と恐怖のオブセッション,監督ヒッチコックの名人芸

最終更新日:2024-03-26 02:00:03

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