ダイアン・キートン 可愛い女 作品情報
だいあんきーとんかわいいおんな
ニューヨークのビルの一角に若社長レス(エリオット・グールド)の宅地開発会社がある。レスはスポーツ、賭け事、女、と、10年間連れ添った妻ケイト(ダイアン・キートン)との結婚生活にピリオドを打った今も相変わらずだ。一方、ケイトは、離婚後レスの専属弁護士ルー(ポール・ソルビノ)と2年越しのシークレットラブが続いていた。ルーは年間10万ドルの大事なお客であるレスにはこの関係を秘密にしていた。ある日、ケイトの妹サリー(キャンディ・クラーク)の結婚式のため、式場へ向かったレスは機内で偶然ケイトと逢い、互いに意地を張りながら今は幸せだと言いあう。しかし、愛の炎は秘かに燃えていた。そのことに気付いた2人は、5年間の契約結婚に踏み切ることにし、互いに契約条件を記して提出する。いよいよ新婚生活が始まったがどういうわけかセックスがうまくいかず、レスは同じマンションに住むジャッキー(ヴィクトリア・プリンシパル)からセックスに関する本を借りたりする。彼女も夫スティーブ(ウォーレン・バーリンジャー)とうまくいっていないのだ。結局、ケイトの提案で結婚カウンセラーを尋ねた2人は、クリニックのあるカリフォルニア州のサンタバーバラに出かけることにする。そこには夫婦のセックスを心理療法で正常にするというマグナス(ロバート・アルダ)、ウィリアムス(マッジ・シンクレア)両博士がいるのだ。2人を和解させまいと企むルーは、マルチン夫婦にもクリニック行きを説得する。さまざまな方法で治療をうけているうちに、4人にとんだハプニングがふりかかる。ジャッキーとケイトが気分転換のため部屋を交換していたところに、それとは知らない夫たちがそれぞれの部屋に入ってしまったのだ。こうしたごたごたや、さらにケイトとルーの昔の関係が発覚したことから、2人についに別れ話が持ちあがる。ケイトは別れの日、荷物をまとめ、閑散とした部屋にひとり寂しくたたずんでいた。するとベルが鳴り、ドアを開けると、医者の姿をしたレスが立っていた。改めて、レスを愛していることを知ったケイトは、レスとしっかり抱き合うのだった。
「ダイアン・キートン 可愛い女」の解説
別れた夫と2年ぶりに再会した女が当惑しながらも結ばれていくというラブ・ストーリー。製作はジョージ・バリー、監督はノーマン・パナマ、脚本はノーマン・パナマとアルバート・E・レヴィン、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はジョン・キャメロンが各々担当。出演は「ミスター・グッドバーを探して」のダイアン・キートン、エリオット・グールド、ポール・ソルビノ、ヴィクトリア・プリンシパル、ロバート・アルダ、ウォーレン・バーリンジャー、マッジ・シンクレア、キャンディ・クラークなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1978年9月23日 |
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配給 | 松竹=富士 |
制作国 | アメリカ(1976) |
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