世界が燃えつきる日 感想・レビュー 1件

せかいがもえつきるひ

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P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-05-12

核戦争のために全滅状態のアメリカが舞台で、地球の自転軸もずれてしまう。
アリゾナの砂漠の空軍基地にいて、生き残ったジャン=マイケル・ヴィンセントやジョージ・ペパードらが特製の重戦車ランドマスターに乗って、電波が発進されているニューヨークへ行くことになる。

この冒険の旅の中でビリー少年(ジャッキー・アール・ヘイリー)とショーガールのジャニス(ドミニク・サンダ)を拾ったり、ゴキブリの大群に襲われたりと様々なトラブルに見舞われながらも、何とか目的地に辿り着く。

若い軍人、中年の軍人、黒人兵士、そして若い女性に少年というメンバーは、それぞれキャラクターの違う人物を集めましたという底意がみえみえで興をそいでしまう。
しかも、登場人物のキャラクターはまるで掘り下げてなく、いつもなら必ずある色模様すらない。

この映画の冒頭で、巨大なさそりが襲いかかるシーンで、そのさそりが模型というのが歴然としていて白けてしまうが、以後、猛烈な竜巻、巨大なゴキブリ、大洪水といった怪異現象を、子供だましめいた稚拙なSFXで処理しているのにも呆れてしまう。

最終更新日:2024-05-22 16:00:02

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