西部の男 ダニエル・ブーン 作品情報
せいぶのおとこだにえるぶーん
18世紀の後半。ダニエル・ブーン(フェス・パーカー)を隊長として、新天地ケンタッキーを目ざして進む幌馬車隊があった。ある日ブーンは密猟の疑いで笞刑に処せられようとしているサンティーという賭博師を助け仲間に入れた。一行が、ある野営地に着くとインディアンが待伏せしており、ブーンはそれを一掃したが、その際一行の中の娘レベッカ(パトリシア・ブレア)は矢傷を負ってしまった。そこで、傷がなおるまで一行はクリンチという宿場にとどまることにした。ブーンは交易所に行き、ボスのドイルに越冬用の食糧を開拓地に届けてもらうよう前金を支払って約束した。一行は、出発することになった。が、レベッカに気があるサンティーは町に残った。目的地に着いた一行は、そこに砦を築いたが、ドイルとの約束の食糧が送ってこないので、単身、クリンチに出かけた。まずレベッカを見舞ったあと、ブーンはドイルを訪ねた。ドイルは近くに落着いたイギリス党員に食糧を売った方が10倍になるので、そっちに売ることになったと答えた。約束の履行をせまるブーンを、ドイルは、用心棒となっていたサンティーに殺すように命じた。が、サンティーはブーンの方に加担し、乱闘の後、ブーンたちはレベッカを連れて出発した。逆襲すべくドイルは子分を従えてブーンたちを追ったが、反対に殺されてしまった。砦も近くなった頃、サンティーは食糧をイギリス党員に売渡そうとブーンに銃をむけたが、逆に射たれてしまった。かくしてブーンは首尾よく食糧を砦に送りとどけ、レベッカとの間にも愛がめばえていた。
「西部の男 ダニエル・ブーン」の解説
ダニエル・D・ビューチャンプの短編小説を、ビューチャンプ自身とジャック・ガスが共同で脚色、「荒野のスモーキー」のジョージ・シャーマンが製作・監督した西部劇。撮影はジャック・スウェインがあたり、リン・マレーが音楽を担当している。出演は、「荒野のスモーキー」のフェス・パーカーと、アーマンド・シルベスター、他に、テレビのエド・エームス、パトリシア・ブレア、ダラス・マッケノン、ジャクリーン・エヴァンズ、ロイ・ジェンソンなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | 20世紀フォックス映画 |
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制作国 | アメリカ(1966) |
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