スラム・ダンス 作品情報
すらむだんす
ロサンゼルスの暑い朝。売れない漫画家C・C・ドルード(トム・ハルス)は、妻ヘレン(マリー・エリザベス・マストラントニオ)とは別居中。が、娘ビーンのことが気になって、ヨリを戻したいと思っている。ある日アパートに帰った彼は、何者かに殴られ、気がつくと疾走する車の中にいた。ミスターGとバディ(ドン・オッパー)という名前らしい2人の男は、ドルードが何かの写真を持っていると勘違いしていて、それを渡さなければ殺すと脅かされた。やっとの思いで警察にたどり着いた彼は、スマイリー(ハリー・ディーン・スタントン)という刑事に、ドルードが昨日起きたヨランダ・コードウェル(ヴァージニア・マドセン)殺人事件の容疑者になっていることを聞かされた。ドルードがヨランダに会ったのは、彼の友人ジム(アダム・アント)が経営しているアートクラブのパーティだった。白い肌のブロンド美人の彼女に一目でまいった彼は共に過ごすが、それは一夜の出来事だったはずだ。駅まで落ち合って駆け落ちするはずだったが、彼は行かなかった。その日アパートに戻った彼のもとに、小包が届いており、その中からは、数枚の写真が出てきた。と突然バディが現われ、拳銃でおどして写真を奪っていった。自分で真犯人を見つけるしかないと思ったドルードは、ヨランダのアパートを訪ね、そこで秘書派遣会社から来たヨランダによく似た女に会う。彼女は彼の前で服をぬぎ出した。彼女と同じようにヨランダはコールガールだったのだ。そしてその部屋に来たコールガールも殺された。さらに警察と組織がグルであることを知ったドルードは、ヨランダ殺人の犯人がバディであり、背後にボビー・ナイ(ミリー・パーキンス)という人物がいることをつきとめる。が、もう追跡をのがれることを諦めたドルードは自分が死んだと見せかけ、妻子を呼びよせて霊柩車で逃げ出すのだった。
「スラム・ダンス」の解説
恋人の死によって殺人の容疑を受けた主人公が真犯人を追う姿を描いたサスペンス。製作はルパート・ハーヴェイとバリー・オッパー、エグゼクティヴ・プロデューサーはキャリー・ブロカウ、監督はウェイン・ワン、脚本はドン・オッパー、撮影はアミール・モクリ、音楽はミッシェル・フルームが担当。出演はトム・ハルス、マリー・エリザベス・マストラントニオほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1988年7月15日 |
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配給 | 日本ヘラルド映画 |
制作国 | アメリカ(1987) |
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