シャム猫FBI ニャンタッチャブル 作品情報
しゃむねこえふびいあいにゃんたっちゃぶる
本名ダーン・キャット、愛称をDCというシャム猫は、ランドール家の誇り高き猫で、とくに妹娘のパティ(ヘイリー・ミルズ)にかわいがられていた。ある日、このDCが若い男の買い込んだ魚につられて、その男のアパートにまぎれこんでしまった。ところがそこは2人組銀行強盗の隠れ家で、銀行の出納係のミラーが、人質として連れ込まれていた。ミラーは突然迷い込んだシャム猫を見て、強盗たちの隙をうかがい、自分の腕時計の裏に「助けて」と刻みこみ、外へ出してやった。さてDCの首の腕時計を発見したパティは、すぐそれが今重大ニュースで流されている銀行強盗事件に関係ありと感づき、早速FBIへ飛んで行った。そして若くてハンサムな青年ジーク・ケルソー(ディーン・ジョーンズ)が捜査に当たることになった。ジークはDCの首環に新型無線機をとりつけ、その発信電波を追跡するという科学的戦法をとった。だが、DCは気まぐれに夜遊びして歩くだけで一向に目的とする強盗の隠れ家へ行かず捜査は少しも進展しなかった。しびれをきらしたFBIは、遂に捜査中止を決定した。こんなことではあきらめないパティは、お人好しの時計屋をくどきおとし、DCがつけていた婦人腕時計は確かに誘拐されたミラーのものだという偽の電話をFBIにかけさせることに成功した。この電話情報にジークは俄然自信をとりもどし、再び事件の捜査を開始した。そしてジークはやっと銀行強盗の隠れ家を発見したが、彼に協力したパティもろとも捕虜にされてしまった。ところが突如、牙をむき出し爪をたてたDCが強盗たちに襲いかかった。ジークはその隙をついて、強盗たちに飛びかかり見事ねじふせてしまった。
「シャム猫FBI ニャンタッチャブル」の解説
ザ・ゴードンズの『秘密の猫』を原作に、彼自身とビル・ウォルシュが共同で脚色し、「メリー・ポピンズ」のロバート・スティーヴンソンが監督したコメディ。撮影はエドワード・コールマン、音楽はボブ・ブラナーが担当した。出演は「ポリアンナ」のヘイリー・ミルズ、「猛犬ご注意」のディーン・ジョーンズ、「グレート・レース」のドロシー・プロバイン、ロディ・マクドウォール、「三匹荒野を行く」のシャム猫シン・キャットなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | ウォルト・ディズニー映画 |
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制作国 | アメリカ(1965) |
上映時間 | 116分 |
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