P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-08
黒澤明監督の「七人の侍」に惚れ込んだ、俳優のユル・ブリンナーが、翻訳権を買い取り、舞台をメキシコに設定して映画化した西部劇の傑作だ。
メキシコの寒村イストラカンは、毎年、野盗に襲われ続けている。
そこで、村の長老は助っ人を雇うことにした。
ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン他3人の計7人のガンマンたちが集まり、彼らは村人たちに射撃の練習をさせ、隠し柵を作り、道には溝を掘らせて、野盗一味の襲撃に備えた。
やがて野盗は、40人の手下を率いて現れるが、思わぬ農民たちの反撃にあい、部下の半数の死体を残して、命からがら逃げ帰った。
その後、何度かの攻防が続き、結局3人のガンマンが生き残った。
リーダーのクリス役のユル・ブリンナーが呟く。
「勝ったのは俺たちじゃない。百姓だよ。」と。
7人の個性あふれるガンマンぶりが魅力的で、中でもスティーヴ・マックィーンのカッコよさは群を抜いていたと思う。