刑事ニコ 法の死角 感想・レビュー 2件
けいじにこほうのしかく
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P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2024-06-28
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
相棒の女性刑事パム・グリア(クェンティン・タランティーノ監督の永遠のマドンナ)も危険にさらされるが、最後には真相を知った上院議員を抹殺しようとするヘンリー・シルヴァ一味を壊滅させて一件落着。
お話のお膳立てはものものしく、家庭愛の場面なども盛り込まれ、セガールが得意の日本語を使ったりしてニヤリとさせられるが、全体的に作品自体にまとまりがなく、アクションシーンも期待したわりには盛り上がりに欠けていたと思う。
それでも、最近のふやけた体で粗製乱造する作品群に較べたら、ずっとましな出来栄えですが。
P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-06-28
この映画「刑事ニコ 法の死角」は、我等が危ない親父スティーヴン・セガールの映画デビュー作だ。
全米屈指の犯罪地帯と言われるシカゴで、誰よりも突出した起訴件数を誇る敏腕刑事ニコ・トスカニーニ(スティーヴン・セガール)。
この映画は、元CIAの特殊工作員として戦場に潜入した体験を持つ彼が、日本で身につけた合気道を武器に、政界をも巻き込んだ巨大な麻薬組織に挑んでいく姿をダイナミックに活写している。
主役のスティーヴン・セガールは、この映画の原案・製作も担当していて、実際に合気道の黒帯6段であり、ショーン・コネリーらのハリウッド・スターのコーチも務めたほどの武道の達人なのだ。
ヴェトナム戦争時代に、仲間のヘンリー・シルヴァ(一度、顔を見たら忘れられない程の残忍な顔をした性格俳優)の残忍ぶりを見て、職を辞任するというプロローグの後、シカゴの鬼刑事になった彼が、麻薬事件を捜査していくうちに、CIA絡みの中南米謀略事件にいき当たる。