カサグランデのガンファイター 作品情報

かさぐらんでのがんふぁいたー

19世紀後半、アメリカは食肉不足に悩まされ、西部の町では牛が非常な高値をよんでいた。その頃メキシコでは首領ロホ(アルド・サンベル)の率いる暴力団が、掠奪を欲しいままにしていた。そんな時、無法者デイライト(アレックス・ニコル)は一攫千金の野望に燃え賭金を元にカサ・グランデの牧場を買い、サンタ・フェで荒稼ぎをした金は、そっくり隠し、仲間には牧場を買ったといってだまし、案内役を買って出た「旅がらす」(ホルヘ・ミストラル)を加えてカサグランデに向かった。牧場に着いたデイライトは、牛を1ヵ所に集結し大群をカンサスに送りこみ、巨利を1人占めしようともくろみ、ロホに対する防禦策を理由に、牧場を次々と説いてまわった。しかしよそものに対する風当りは以外に冷く、計画ははかどらなかった。しかしそんなとき、大牧場主がロホの一団に襲われ、計画は急に進み、1万5000頭の牛を、ロホの襲撃に備えて、よう撃に適した谷間に追いこんだ。果してロホの一団は総力をあげて殺到してきた。デイライトらはこれをよう撃し、ロホをはじめとして一団を潰滅した。デイライトは自らの計画のために牛群の北上を命じた。しかしデイライトの計画を知る「旅がらす」は1人、丘の上でデイライトに対決した。一瞬、2人の拳銃がひらめき、野望達成を目前にしてデイライトは「旅がらす」の前にくずれ落ちた。

「カサグランデのガンファイター」の解説

「ベラクルス」のボーデン、パトリシア・チェイス夫妻のストーリーをクラーク・レイノルズの協力で夫妻自らが脚色、「悪徳警官」のロイ・ローランドが演出した西部劇。撮影は「ベロと8人の子供たち」のホセ・F・アガヨとマヌエル・メリノ、音楽をジョニー・ダグラスが担当した。レスター・ウェルチの製作。出演は「肉弾潜行隊」のアレックス・ニコル、ホルヘ・ミストラルのほか、ディック・ベントレイ、スティーヴ・ローランド、フィル・ポスナー、メルセデス・アロンソなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 MGM
制作国 アメリカ(1964)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:06

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