終りなき夏 作品情報
おわりなきなつ
カメラをさげたブルース・ブラウンと、2人のサーファー、マイク・ヒンソン、ロバート・オーガストは、これまでに乗ったことのない波を求めて、西アフリカのセネガルへ向けて出発。この海岸は非常に危険なのだが、何も知らない彼らは、サーフィンに興じる。同じ西アフリカのガーナでは、サーフボードはもちろん白人に会うも初めてという漁師と出会う。ナイジェリアでは水温が華氏91度という高温で、サーフボードに塗ったワックスがとけてしまった。南アフリカのケープタウンは、気まぐれな風がわざわいして、サーフィンには向いてなかった。アフリカ東海岸のダーバンでは、出会ったハンターがケープ・セント・フランシスを案内してくれた。そこで彼らはまるで機械で作り出されるようなサーフィンには最高の、正確な波を発見する。こうして、新しい波、夏を追って、3人の若者は世界を歩きまわるのである。
「終りなき夏」の解説
マイク・ヒンソン、ロバート・オーガストの2人のサーファーを追ってブルース・ブラウンが製作・監督・編集した、サーフィンを扱ったドキュメンタリー。デジタルリマスター版が、2024年7月12日より「エンドレス・サマー デジタルリマスター版」のタイトルで劇場公開(配給:鈴正=フラッグ)。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:ブルース・ブラウン
出演:マイク・ヒンソン ロバート・オーガスト |
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配給 | コロムビア |
制作国 | アメリカ(1967) |
上映時間 | 90分 |
(C) Bruce Brown Films, LLC
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「エンドレス・サマー」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-07-18
エンドレス・サマーが、主なタイトル・コールの様で、つい、見落としてしまいそうになりました。
映画館で、つい、『終わりなき夏』と画面を覗くと『エンドレス・サマー』の表記。
作品の意味的には、変わりはないですが、特に、終わりなき夏は、理想的なハワイを指すようです。
24×24は、気温と水温が安定していたハワイがサーフィンに理想的な環境だそう、水温が高いとサメが出現する危険が高まるので、より水温の低いスポットを好む理由がわかる。
60年前なので、白人の若者だからこそ実現した。正に、夢の永遠のバイブル的作品。
あの時代、若者がアフリカの人々と触れ合う姿がいいですね。
20代の監督、20代のマイク、10代のロバート。海は傷を癒すと言います。健康的な髪の毛と肌の感じが海の恵みなのかも知れません
?
過剰な演出も無くシンプルに終わりなき夏を求めるカリフォルニアの若者と共に、時代を遡る旅を楽しめる作品。
シンプルな演出だからこそ、様々な、影響を若者に与えたのだと思います。