宇宙空母ギャラクティカ 作品情報
うちゅうくうぼぎゃらくてぃか
広大な宇宙の一角。12の植民地惑星に分散して生棲する人類の指導者アダー大統領(ルー・エイヤース)は人類の宿敵サイロンズとの一千年に及ぶ戦争を終結させるため、サイロンズ側との和平会談を持つことになった。しかし、サイロンズの真意は交渉に応じると見せかけ実は人類の指導者層が集合した時に奇襲をかけ人類を絶滅させることにあった。その事を悟った宇宙空母ギャラクティカのアポロ大尉(リチャード・ハッチ)と弟のザック中尉(リック・スプリングフィールド)はサイロンズ戦闘機の急襲を受け、ザックは戦死、アボロは危うく母艦に帰投した。ギャラクティカの艦長で、アポロとザックの父でもあるアダマ長官(ローン・グリーン)は大統領に出動命令を要請するがサイロンズと通じる大統領側近バルター(ジョン・コリコス)によってつぶされてしまう。スターバック(ダーク・ベネディクト)らの反撃も空しく無防備の人類はサイロンズの奇襲により12の植民地惑星を全て潰滅されてしまった。人類に残された唯一の基地ギャラクティカは生残者を宇宙船などに分乗し宇宙のはるかかなたにあるという地球に向かった。宇宙コンボイの長旅の間、アボロはセリーナ(ジェーン・シーモア)と知り合い、愛を交わすようになった。しかしギャラクティカでは食糧と燃料が底をつき、惑星キャサリンに補給を求めることになるが、キャサリンの昆虫族オビオンズは、人間を餌としており、しかも、そこで発掘されたチリウム鉱は武器に精製されサイロンズに売却されていたのだ。隠れていたサイロンズの襲撃が始まるが、民間人の協力を得てギャラクティカは万全の態勢を整えこれに対した。サイロンズの戦闘機は火を吹きながら散っていった。キャサリンでは大爆発がおき、それがおさまった後にはサイロンズから解放された人類のあけぼのがあった。
「宇宙空母ギャラクティカ」の解説
全長約2000mの飛行体を母船とした、宇宙バス、ロケット定期船などの大軍団が新しい定住の星を求めて宇宙横断の旅に出発するSF映画。製作総指揮はグレン・A・ラーソン、製作はジョン・ダイクストラとレスリー・スティーヴンス、監督はリチャード・A・コーラ、脚本はグレン・A・ラーソン、撮影はベン・コールマン、音楽はステュー・フィリップスとグレン・A・ラーソン、特撮監督はジョン・ダイクストラが各々担当。出演はリチャード・ハッチ、ダーク・ベネディクト、ローン・グリーン、レイ・ミランド、ルー・エイヤース、ジェーン・シーモア、ウィルフリッド・ハイド=ホワイト、リック・スプリングフィールド、ジョン・コリコスなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1979年1月27日 |
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配給 | ユニヴァーサル=CIC |
制作国 | アメリカ(1978) |
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