インテリア 感想・レビュー 3件

いんてりあ

総合評価5点、「インテリア」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-08-12

澁澤龍彦の映画評論の解説の中で川本三郎はウッディ・アレン監督が尊敬するイングマール・ベルイマン監督作品同様の映画クレジットを用いて居ると指摘している。本篇はそんなベルイマン・タッチな作風何だ

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-17

才能のある姉と才能のない妹。完璧を求める母と、安らぎを求める父。
認められた妻と、認められない夫。

そこには様々な対立、複雑な人間関係がある。
そして、扱われているテーマは、死であり、美であり、才能であり、愛だ。

映画「アニー・ホール」を観た時、ウディ・アレンのセリフ「僕は、他の人達が苦しんでいるとき、一人だけ楽しむことはできないんだ—–」が、私の胸を刺した。

きっと、この人は、”真実の眼”を持っているに違いない—–その勘は当たっていた。
このウディ・アレン監督の映画「インテリア」において、彼の洞察力の鋭さ、真実を追い求める姿勢が、充分にうかがえる。

「一人のモーツァルトの影に百人のモーツァルトがいる」という言葉があるが、一人の才能のある、秀でた人間の側には、そのために苦しんだり、焦ったり、悩んだりする平凡な人間がたくさんいるのだ。 また、秀でた人間の側にも、真に理解してもらえないという、孤独感、苦しみがあるだろう。 しかし、いずれにしろ、人間というものは、たった一人で死んでいく運命にある。 そのとき、才能があるかないか、美しいか美しくないかなどということは、全く関係ないことだ。 あまりにも、近代的な自我が発達し、才能ある者への希求が強い現代において、もっとも単純で基本的なこのことが、案外、忘れられているのではないだろうか? ウディ・アレンが、例の語り口で、「結局、死ぬときは皆一緒さ—–」と言っているのが、聞こえてきそうな気がします。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-02-20

本編はレーサー役ののトム・クルーズと知的な女医のニコール・キッドマンの初共演の映画何だ!トムの原案と言う事も在ってか熾烈なレース・シーンは元より、トム・クルーズ青年らが最高に恰好佳かったんだね🎵

最終更新日:2024-08-22 16:00:02

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