あばずれ西部魂 作品情報
あばずれせいぶだましい
テキサスのある町からフォート・クラークの刑務所へ5人の囚人が護送されることになった。ところが、その5人が5人とも全部、凶悪犯の女ばかり。ミズーリ・レディ(メリー・アンダース)、ビッグ・パール(アイリッシュ・マッカラ)、イカれのハンナ(ビー・キャロル)、ファロ・キティ(キャシー・マーロー)、匕首のマリア(ルシー・ブラウ)である。護送担当官カーク・リード(ジェフ・モロー)は慎重を期して護送を始めたが、まず部下のトムと匕首のマリアが愛し合うようになり、、リードもミズーリ・レディに想いを寄せるようになった。旅は平穏だった。ところがそこへミズーリ・キッド(ジム・ロス)という殺人鬼が情婦のミズーリ・レディを奪い返しに現れた。が、女はもはや男に1片の愛情ももっていない。執拗なキッドをリードは崖から突き落す。重傷を負いながらもなお追ってくるキドをリードは捕らえて女囚と一緒に護送車に入れる。しかし口の達者なキッドは女囚たちを口説き逃走する。マリアを残して4人の女囚も後を追った。リードは2人の部下を連れ脱走者の足跡をたどるうち、彼らがコマンチ族に襲撃されているのを見た。運よく騎兵隊が駆けつけたが、ハンナは殺された。現場に着いたリードの前にキッドの拳銃が光った。突然、キッドの顔が歪む。ミズーリ・レディが射ったのだ。が、レディも倒れながら射ったキッドの銃弾に倒れた。リードはビッグ・パールとファロ・キティを護送車に乗せ、再びフォート・クラークへと向った。
「あばずれ西部魂」の解説
5人の女凶悪犯をヒロインにした風変りな西部劇。モーティマー・ブラウズとジャック・ポレックスフェン共同のシナリオを新鋭ジョージ・ロペス・ポーティロが監督した。撮影はハスケル・ウェクスラー。音楽をダレル・コルカーが担当している。出演するのは「最初のテキサス人」のジェフ・モロー、それにメリー・アンダース、アイリッシュ・マッカラ、ビー・キャロル、ルシー・ブラウなどの女優陣。製作に当ったのはジェームズ・D・ロス。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | 映配 |
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制作国 | アメリカ(1960) |
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