明日に向って撃て! 感想・レビュー 6件

あすにむかってうて

総合評価5点、「明日に向って撃て!」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「品よく、明るく、バカラック!!!」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-15

ストーリーとしては、因果応報、巻いた種は刈り取るが如く、明瞭な結末。

けれど、さすが、作り手、俳優も含め、プロフェッショナルが揃うと、鑑賞している間、本物やなぁと、ぶれない感覚。

ロケーションと採光の取り入れ方、カメラワーク、俳優の生身の演技、銃撃シーン、キャスティング等々、全てに於いて、過激に成りがちな作品を品よく、明るく、中盤のバート・バカラックの高揚感ある音楽が、束の間の自由と儚さをオーバラップさせる。

作品全体は、バカラック風とも言える、品よく、明るくな仕上がり。

実存の人物を描きながら、『俺達に明日はない』と違い、映画としての世界観は失わず、かといって過激に成り過ぎず、フィクションとノンフィクションのバランスを見事に保っている。

過激な描写に成りがちな昨今、品を保った描き方もあるんだと改めて、認識する。

スター俳優のぶれない存在は言うまでもない。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-03-18

本篇のキャサリン・ロスとロバート・レッドフォードが共演した異色西部劇がエイブラハム・ポロンスキー監督作品〈夕陽に向かって走れ〉

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-06

此の時代に在って自転車は未来の乗り物何だ!前のコメントにも有ったが全編を貫く陽気さが爽快なリズムで刻まれてるね❤️💚💛ブッチ・キャシデイとサンダンス・キッドと女教師エッタの黄金のトリオはトリュフォー監督作品〈突然炎の如く〉の三角関係見たいでもあって…。映写機がカタカタ音を立てている旧いサイレント映画の上映シーンから思わず引き込まれて仕舞うね📽️🛳️

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-07-04

ベニチオ・デル・トロ主演のソダバーグ監督作品<チェ・、39歳別れの手紙>でボリビアの山岳シーンを観ていて本編後半部の異国の情景を想い出した…。冒頭、転換部、ラストシーンにセピアカラーのスチル写真を効果的に用いている。ラスト一枚は文字通り人生最期の別れのショット!ジョージ・ロイ・ヒル監督の!モダンな感覚で描かれた映画。ヒロインのキャサリン・ロスも輝いていたー。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-05

(レインドロップス♪フォリング♪オンザヘッド…)の軽やかな歌声と共に繰り広げられる青春ロードムービーと言うには余りにも過酷なストーリー。ポール-ニューマン、キャサリン・ロス、ロバート・レッドフォードの黄金トリオが眩しい!!自転車に乗って興じる前半のシーンも忘れ難い…。国家を相手にして戦うラストシーンも壮絶!!

P.N.「ミスチーフジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2010-02-18

一館上映なのが残念。間違いなく映画史上の最高傑作の一つ。
全盛期を過ぎたギャング達の、斜陽を描いた映画、にも関わらず、全編を明るい爽快感が貫いている。
やはり良いものは何度み観ても、時代を越えて新たな感動を伝えてくれると思った。

最終更新日:2023-07-13 02:00:03

広告を非表示にするには