悪魔のくちづけ(1967) 作品情報
あくまのくちづけ
ポール(ジェームズ・カーン)と妻ジェニファー(キャサリン・ロス)は、ジェニファーの莫大な相続財産のおかげで、豊かな生活をしていたが、退屈しのぎにゲームをしてはスリルを楽しんでいた。ある日、彼女の家にリザ(シモーヌ・し女れ)という化粧品の女セールスマンが訪ねてきた。リザは言葉たくみにジェニファーにとりいり、ついにこの家にいついてしまった。数日後、2人の女は食料品屋の配達人ノーマンを仲間にひきいれ、ポールを騙すゲームをやった。怒ったポールは、ノーマンをゲームの目標にして夫の恨みを晴らす芝居を打った。決闘用の拳銃で、たわむれに撃ったのだが、どう間違ったか実弾が飛び出しノーマンは即死してしまった。ジェニファーは失神するほどに驚きポールはメイン川に運んで途中で死体を処分することにした。だがその後にこの家には、つぎつぎと不思議なことが起こった。ジェニファーは発狂寸前。だが一方、リザはといえば、何も知らない様子でカード占いを続け、死を予言してはジェニファーを恐怖の底につき落とす。ポールが死体をメイン川に運んでいる留守中、ジェニファーは不思議な恐怖に襲われた。電気も電話も切れた闇の中に、死んだはずのノーマンが現れて彼女に迫る。拳銃を取り思わずノーマンを撃ってしまったジェニファー。この時、ポールが突然現れ、警察に電話をした。こうしてジェニファーは病院に収容され、ポールが財産管理人に指定された。一連の不可思議な事件の真犯人はジェニファーの財産横領を目的とした、ポールとリザの2人だった。だが、最終的にはリザの方が一枚上だった。ポールを裏切り、一連のゲームの勝者となったのである。
「悪魔のくちづけ(1967)」の解説
カーティス・ハリントンとジョージ・エドワーズのストーリーを、ジョン・カーニーが脚色、ストーリーも担当しているカーティス・ハリントンが監督したサスペンスもの。撮影はウィリアム・A・フレイカー、音楽はサミュエル・マトロフスキーが担当した。出演はフランスのベテラン、シモーヌ・シニョレ、「卒業」のキャサリン・ロス、「エル・ドラド」のジェームズ・カーン、「刑事マディガン」のドン・ストラウドほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | ユニヴァーサル |
---|---|
制作国 | アメリカ(1967) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「悪魔のくちづけ(1967)」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。