酔いどれ天使 作品情報

よいどれてんし

「新馬鹿時代」「春の目ざめ」の本木莊二郎の製作。植草圭之助と黒澤明との共同脚本を「素晴らしき日曜日」以来の黒澤明が演出する

駅前のヤミ市附近のゴミ捨場になっている湿地にある小さな沼、暑さに眠られぬ人々がうろついていた。これら界わいの者を得意にもつ「眞田病院」の赤電燈がくもの巣だらけで浮き上っている。眞田病院長はノンベエで近所でも評判のお世辞っけのない男である。眞田はヤミ市の顔役松永がピストルの創の手当をうけたことをきっかけに、肺病についての注意を与えた。血気にはやる松永は始めこそとり合わなかったが酒と女の不規則な生活に次第に体力の衰えを感ずるのだった。松永は無茶な面構えでそっくり返ってこそいるが、胸の中は風が吹きぬけるようなうつろなさびしさがあった。

「酔いどれ天使」の解説

「新馬鹿時代」「春の目ざめ」の本木莊二郎の製作。「素晴らしき日曜日」の植草圭之助と「素晴らしき日曜日」「銀嶺の果て」の黒澤明との共同脚本を「素晴らしき日曜日」以来の黒澤明が演出する。カメラは「新馬鹿時代」の伊藤武夫が担当。「新馬鹿時代」の三船敏郎、志村喬、久びさの山本礼三郎、「素晴らしき日曜日」につぐ中北千枝子、「消えた死体」以来の木暮実千代らの共演に「女優(1947)」「雲は天才である」(製作中)の千石規子、「春の目ざめ」の久我美子のほか飯田蝶子、進藤英太郎、清水将夫らが助演している。異色キャストとして笠置シヅ子が登場する。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督黒澤明
出演志村喬 三船敏郎 山本礼三郎 中北千枝子
制作国 日本(1948)

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-01-18

三船敏郎のギラギラしたヤクザな風体,笠木シズコのpowerfulな唄,ラスト近くの阿片窟シーンの衝撃…,dynamicな黒澤明監督ワールド全開

最終更新日:2021-01-23 13:31:08

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