アリス(1988) 作品情報
ありす
散らかった部屋の中で、あまりの退屈さにうんざりしたアリス(クリスティーナ・コホトヴァー)は、人形で“アリス”ごっこを始める。とその時、ガラスケースの中の白ウサギが突然動きだし、懐中時計を手に慌てて駆け出す姿に驚きながらもアリスは後を追うことにし、いつしか不思議の国にたどり着く。面白半分にインクを飲み、あっという間に小さくなったアリスが、タルトを食べると今度は大きくなってしまう。そんな彼女が部屋の外に出ると、白ウサギからメリー・アンと間違えられ、動物たちから襲われてしまう。こうして人形になったアリスが人間に戻った時に目にする様々な奇妙な光景。気違い帽子屋と野ウサギのお茶会を抜け出し白ウサギの後を追ったアリスは、トランプの国にたどり着き、彼女はタルトを食べた罪で女王から死刑を命じられる--その時アリスは不思議な夢から目覚める。しかし部屋の様子は前とは少し違っているのだった。
「アリス(1988)」の解説
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を基に、少女の夢と幻想の世界を実写とアニメーションの合成で描く。製作はペーター・クリスチャン・フューター、監督・脚本は本作品が長編第一作になるヤン・シュヴァンクマイエル、撮影はスヴァトプルク・マリー、アニメーションはべドジック・グラッセが担当。出演はクリスティーナ・コホトヴァー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1989年7月23日 |
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配給 | ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画 |
制作国 | スイス(1988) |
上映時間 | 85分 |
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