コン・ユ&パク・ボゴム出演映画『SEOBOK/ソボク』が、新宿バルト9ほか全国公開中となっている。余命宣告を受けた元情報局エージェント・ギホン(コン・ユ)。死を目前にし明日の生を渇望する彼に、国家の極秘プロジェクトで誕生した人類初のクローン・ソボク(パク・ボゴム)を護衛する任務が舞い込む。だが、任務早々に襲撃を受け、なんとか逃げ抜くもギホンとソボクは2人だけになってしまう。 危機的な状況の中、2人は衝突を繰り返すも、徐々に心を通わせていく―。しかし、人類の救いにも、災いにもなり得るソボクを手に入れようと、闇の組織の追跡は更に激しくなっていく―。死を目の前にした元情報局エージェント・ギホンを演じるのは、『新感染 ファイナル・エクスプレス』『82年生まれ、キム・ジヨン』など出演作を必ずヒットに導く韓国映画界を代表するスター、コン・ユ。元情報局エージェントとしてよどみないアクションを完璧にこなすと共に、ソボクと出会っ て変化するギホンの内面を繊細に描き出し、トップスターの底力を見せつけている。人類初のクロー ン・ソボク役には⻘春スターとして圧倒的な人気を誇るパク・ボゴム。生まれて初めて実験室から出て、真の世界と出会ったソボクの天真爛漫な表情から自身を狙う勢力に向ける鋭い目つきに至るまで、刻々と変わるソボクの感情を動物的な感覚で表現し、これまで見たことのない強烈な姿を披露している。『建築学概論』のイ・ヨンジュ監督が9年の時を経てメガホンをとった本作は、本国で2021年最大の話題作として注目を浴び、初登場NO.1を記録! “死ぬことのない”クローンと“死から逃れられない”男。対極の定めを生きる2人が、 互いのために宿命に抗い、行き着くクライマックスに涙が止まらない―。
本作で余命宣告を受けた情報局エージェント・ギホンを演じるコン・ユ。心に大きなトラウマも抱え、「精神的にも肉体的にも健全ではない」状態の役を演じるうえで、「影のある人物に見せるにはやつれている必要があります。顔色が悪く、頬もこけている状態にするためにかなり体重を減らしました」と徹底した役作りで挑んだことを明かす。そのため撮影期間中も食事制限をしていたが、精神的に辛く、撮影の合間に寡黙になってしまう瞬間があったというが「ボゴムさんがムードメーカーになり、撮影中も待機中も僕のことを気遣ってくれてすごく心強かったし癒しになりました。大変な撮影でしたがボゴムさんのおかげで楽しむことができたと思います」と、共に主演を務めたパク・ボゴムとの心温まるエピソードを語る。
また、本作のオファーが来たときに「実は一度、断ったんです」と告白。「でもどうしてか、断ったあともずっとこの作品のことが頭から離れなかったんですね。”この難しい課題に取り組まなきゃいけない””逃げてはいけない”という気分になってきたんです」と断った後も作品が気になっていたという。その後にイ・ヨンジュ監督と出会い、作品いついて話し合い、本作への出演に至ったことを語る。
『SEOBOK/ソボク』コン・ユインタビュー映像
https://youtu.be/y3vwB8zzEuU