日時:4月26日(月)
場所:代官山 蔦屋書店 2Fイベントフロア
登壇者:武田梨奈、ジャッキーちゃん
代官山蔦屋書店では、4月22日(木)~5月19日(木)まで「私たちの大好きなジャッキー・チェン」展が開催中。本展では JETLINK製『クレージーモンキー 笑拳』公式 T シャツや映画ソフト、書籍、ポートレートなどの販売会に加えて、本人直筆の超貴重なサイン色紙、ここでしか見られないポスターサイズの写真を展示している。その会場にてジャッキー・チェン主演最新作『プロジェクトV』l公開を直前に控え、改めてジャッキー・チェンの魅力、67歳になったジャッキー最新集大成映画『プロジェクトV』の魅力、これまでのジャッキー・チェンにまつわるエピソードを女優・武田梨奈、本人公認のモノマネ・ジャッキーちゃん、さらには香港映画、アジア映画大好きな映画パーソナリティーの伊藤さとりをMCに迎え、ジャッキー・チェンを熱く語ってもらうスペシャルトークイベントが実施された。
代官山蔦屋書店では、4月22日(木)~5月19日(木)まで「私たちの大好きなジャッキー・チェン」展が開催中。その会場にて『キック・ガール!』『KG カラテガール』にて主演を務め、アクション女優として唯一無二の存在となっている武田梨奈とジャッキー・チェン本人公認のモノマネ芸人ジャッキーちゃん、自他共に認める大のジャッキーファンの2人が登壇した。
武田は「ジャッキー・チェンの新作がまた公開されるということで、見る前から本当にドキドキしていました。早く劇場で観たい気持ちがいっぱいです。」と挨拶した。吹き替え版も出来るよう日々、鍛錬しているというジャッキーちゃんは「日本のみなさん、こんにちは!ぼくはジャッキーちゃんです!」と日本語を話すジャッキー・チェンのモノマネで挨拶した。
ジャッキー・チェンが好きになった理由を聞かれ、武田は「最初は保育園の時、父が元々ジャッキー・チェンさん好きで『酔拳2』をみてどっぷりハマって弟と父とジャッキー・チェンごっこをしていましたね。実際に会ったことはないのですが、遠目で舞台挨拶をみたり、香港に行ったときジャッキー・チェンの事務所にプロフィール持って行ったりとか、数年前に上海のジェッキー・チェン映画博物館行ったりとか、もうほんとにただのファンです!女優をしていてアクションやるきっかけもジャッキーさんの影響でした。14歳の時にアクション女優を目指すオーディションを受けました。」と語ると、ジャッキーちゃんは「僕、まだ上海行ってない!」と羨ましそうすると、ジャッキーちゃんはご本人と会った時のことを聞かれると「ドッキリ仕掛けられました!出会い方は大変でした。その時、僕今みたいに汗かいてて、ジャッキーさんが「ダイジョブ?ダイジョブ?」と手で仰いでくれたり、扇風機も持ってきてくれたり、とっても優しい人でした。その時の日本のスタッフはなんもケアしてくれなかったけどね(笑)。そのままインタビューすることになって、とっても驚いたけど、楽しいひと時でした。」と当時を振り返った。
ジャッキー作品の思い出を聞かれると、武田は「弟とお茶やお水を使って酔拳ごっこをしていました。いつか二十歳になってお酒を飲むことが楽しみだったのは『酔拳』の影響があったからですね。鍛錬のシーンところもいいところですよね。」ジャッキーちゃん「僕は初めて見たのは『スネーキーモンキー蛇拳』。観た次の日からそのモノマネしてましたね。『少林寺木人拳』の時だけ似てるからってジャッキー役をやってましたね。一緒に遊んでいた友達をボコボコにしてました(笑)」
また、一番好きなジャッキー作品を聞かれると、武田は「一番難しい質問ですね…自分がアクションをする上ですごく参考になったのが『スパルタンX』なんです。『スパルタンX』はジャッキー・チェンとベニー・ユキーデの1対1のシーンがものすごく好きで、本物同士でしか出せない距離感が、私自身アクションをやるようになって、ほんとにすごいんだなって改めて実感しました。」と作品の魅力とともに熱弁した。対して、ジャッキーちゃんには一番好きな作品の一番好きなシーンを声に出さずジェスチャーで再現し、それを武田に当ててもらうクイズ形式となった。ジャッキーちゃんはいたずらするような顔で敬礼をすると、武田はその動作で確信したのか、『プロジェクトA!』と回答し見事にクイズを当てた。
落ち着いたところで、2人にジャッキー・チェン最新作『プロジェクトV』の感想を聞く、武田は「本作はアクションだけじゃなくて、役に対しての重みがあって、その中でするアクションが今まで見てきたジャッキー映画とは違ったカッコよさがあってしびれますね。どんどんいろんなことが進化していくジャッキー・チェンにより尊敬が深まりました。今回もかっこいいんですけどチャーミングなんです。危険なアクションもあったんですが、エンドロールも見応えがあって、最初から最後まで楽しめる作品でした。」と話した。ジャッキーちゃんは「今回、若手をフューチャーしたシーンがたくさんあって、数年前にインタビューした時に、「映画界のために尽力します。そして、若手育成も僕の義務です。」と答えていて、『ライジングドラゴン』以降、若手に力を入れているのが今回も思えたね。」あとね、『ファイナルプロジェクト』でも共演していたジャクソン・ルーさんと並んでいたシーンは堪らなかった。スタンリー・トンさんを調べてから観ても面白いです。武田「ジャッキー作品は周りのキャストとかもチャーミングに描いていて、ジャッキー・チェンが考えていられるんだなと思いましたね」ジャッキーちゃん「女優さんも魅力的でムチミヤさんもそうですけど、シュ・ルオハンちゃんは日本受けするかわいい子ですよね。SNSあるか調べちゃいました。若手も注目の映画ですね。」
さらに、ジャッキー・チェンと共演したらどのような役を演じたいか聞かれると、武田は「ジャッキー・チェンと戦いたいと思ってましたけど、弟子役をやってみたいです。できたらボコボコにされたいです。」と微笑ましく語ると、ジャッキーちゃんは「ほんと少しだけ出れればいいです。鏡に映ったジャッキー役なんかでいいから少し出演したい。アクションはおこがましい、おこがましい。(笑)」とジャッキーちゃんならではの役どころを希望した。
さらに、武田さんへプレゼントとして本作の公開を記念してTOHOシネマズ一部劇場で公式としては初となる“ジャッキーちゃんのアクリルキーホルダー”が発売することが決定したという。実物をみた武田は「かわいい!」と絶賛し、ジャッキーちゃんは「ほんとに売られるのか、またドッキリじゃないか怪しんでます(笑)」
イベントの最後に本作の大ヒット祈願として『プロジェクトV』の名場面をジャッキーちゃんが披露した。ジャッキー声優である石丸博也の声真似で「プロジェクトVを決行する!!」、車を乗って叫ぶ「捕まってろ~!!」と本予告にも映る本作の名シーンを見事に披露。来週末に公開が控えた本作へむけた豪華イベントとなった。