日時:3月26日(金)
場所:渋谷ホワイトシネクイント
登壇者:渡慶次幸平(ラウェイファイター)、今田哲史監督
拳にはバンテージのみを巻き、通常格闘技の禁じ手がほとんど許される「地球上で最も危険な格闘技」と言われるミャンマーの伝統格闘技・ラウェイに挑戦する日本人たちを追ったドキュメンタリー映画『迷子になった拳』初日の3月26日(金)に、本作出演のラウェイファイター・渡慶次幸平選手と、今田哲史監督が揃い、舞台挨拶を行った。
映画『迷子になった拳』初日舞台挨拶が3月26日(土)に東京・渋谷シネクイントにて開催され、本作のメインの被写体のひとりである、ラウェイファイターの渡慶次幸平と今田哲史監督がそろって登壇した。
今田監督は、前作「熊笹の遺言」以来、16年ぶり劇場公開作ということで舞台挨拶も感慨ひとしお。一緒に登壇した渡慶次選手について「おっかない渡慶次くんがどんな風に変わっていくか。最初の頃はカメラを向けると睨まれていたんですが。この映画の主人公の一人である、渡慶次君のその姿を見てください」
一方、主人公のひとりと紹介された渡慶次選手は、「既に6回見たんですけど、すごくダメなやつなので。ダメなところは、あますことなく流れてきますので。最近の渡慶次じゃない、4,5年前の姿がみれます。最初は鼻があるんですけど、こういう(激しい)試合を続けているうちに、鼻がなくなるっていう衝撃の写真がパンフレットでみれます(苦笑)
また、ミャンマーの子供たちの教育現場を整えたいと学校建設の活動もしている渡慶次選手から「コロナになって、学校の方がミャンマーの方でも止まっていて、先生だったり、ミャンマーラウェイの選手たちだったり、僕のミャンマーでの活動を支援してくださっている人たちも今すごく困っています。そういう人たちへの寄付としてTシャツを作っています」とチャリティについても語った。
最後に「人数がものすごく出てきて、群像劇なんですけど、迷子になりやすい映画になっていますので、何度でもみてください」としめくくった。