『JUNK HEAD』「ガラクタ(JUNK)でも諦めなければ何でもできる」堀監督次回作への意気込みについても語った舞台挨拶

『JUNK HEAD』「ガラクタ(JUNK)でも諦めなければ何でもできる」堀監督次回作への意気込みについても語った舞台挨拶
提供:シネマクエスト

日時:3月27日(土)
場所:池袋シネマ・ロサ CINEMA ROSA 1 <2F>
登壇者:堀貴秀監督


『JUNK HEAD』の“初日舞台挨拶”が3月27日に東京・池袋シネマ・ロサで行われ、本作を手掛けた堀貴秀監督が登壇した。

早速、堀監督は「本日はありがとうございます!こんなにたくさんの人に来てもらえるとは…。色々とありましたが、やっと公開することができました。」と会場に足を運んでくれたお客さんに感謝を述べた。この作品を作った理由について堀監督は「30分の短編を作る前は、絵や彫刻とか人形などいろんなジャンルに手を出していて、芸術家を目指していましたが、ピンとくるものがなくて長続きしなかったんですよね。昔から映画は好きで、よく観ていて1人で映画は作れるわけがないと思っていましたが、“新海誠監督”が1人で映画製作をしているのを知って、1人でもできるコマ撮りアニメを製作し始めました。」と製作時の初期衝動を話した。

影響を受けた作品について聞かれ「『不思議惑星・キン・ザ・ザ』を10代くらいの頃に観て、この作品は初恋の人みたいな感覚になっていてこの作品が1番ですね。」と堀監督は語った。作中の好きなキャラクターについての質問に堀監督は「主人公も好きですし…3バカも…村長も…全部好きですね!(笑)」と会場を沸かせた。独特な言語についての問いに「普通の言葉だと声優みたいにできないので、声や音が映像とマッチするようにしています。某有名テーマパークキャラクターの名前を言っていたり。“おはようございます(シャケナツミソス)”と言っているところは朝食の鮭、納豆、味噌スープをかけていたりします(笑)」と言語の由来について明かした堀監督。

本作『JUNK HEAD』のタイトルに込めた想いについて堀監督は「僕自身本当にこれまでガラクタ(JUNK)のようだったんですけど、そんな僕でも諦めずにこの映画を作ることができて、“ガラクタでも諦めなければやれることはあるんだぞ”という意味でつけました。」と作品への思いを述べた。3部作となっている本作について堀監督は「絵コンテもストーリーも出来上がっているので、皆さん期待していてください。」と次回作への意気込みを残しイベントは幕を閉じた。『JUNK HEAD』は全国順次大ヒット公開中。

最終更新日
2021-03-29 09:00:07
提供
シネマクエスト(引用元

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