6月1日(月・映画の日)よりユーロスペース他にて全国順次公開を予定している、内藤瑛亮監督 8 年ぶりの自主制作映画『許された子どもたち』が、韓国で 2020 年 5 月 28 日(木)~6 月 6日(土)より開催される第 21 回全州国際映画祭、そして 2020 年 6 月 9 日(火)~6 月 14 日(日)よりドイツで開催される第 20 回ニッポン・コネクションに正式出品することが決定。『許された子どもたち』が世界へと飛び出す!
本作は 1993 年「山形マット死事件」や、2015 年「川崎市中 1 男子生徒殺害事件」など実際に起きた複数の少年事件に着想を得たオリジナル作品である。『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』『ミスミソウ』など、その衝撃的な内容により作品が発表されるたび物議を醸す監督・内藤瑛亮が8年の歳月をかけて構想し、自主映画として完成させなくてはならなかった問題作。本作を制作するにあたり、10 代の出演者を対象にワークショップを開催し、少年犯罪や贖罪の在り様について共に考えを巡らせた。撮影は 2017 年の夏から冬、そして 2018 年春と長期間に渡り行われた。季節による風景の変化や役者の成長を取り込み、作品に豊かな広がりを加えていった。いじめや少年事件という社会問題を通じて、現代に蔓延する生きづらさを鋭く切り取った本作は、観る者の価値観や倫理観を激しく揺さぶるに違いない問題作。
21 回全州国際映画祭
開催期間:2020 年 5 月 28 日(木)~6 月 6 日(土)
出品部門:ワールドシネマセクション
プレミア :ワールドプレミア (韓国国内からのみ視聴可能)
20 回ニッポン・コネクション
開催期間:2020 年 6 月 9 日(火)~6 月 14 日(日)
プレミア :ヨーロッパプレミア(ドイツ国内からのみ視聴可能)