6 月 12 日(金)より全国公開の映画『15 年後のラブソング』(配給:アルバトロス・フィルム)の予告編とポスタービジュアルが完成した。
あの日、一通のメールが違う明日を連れてきた――。仕事もある、恋人もいる。これからも同じ毎日だと思っていた。イギリスの港町サンドクリフとアメリカのニュージャージー州の田舎町。海を隔てた遠く離れた二つの町から始まった、不思議な三角関係はいかに?!新しい人生に一歩を踏み出す、悩める大人たちへのラブソング。
それなりの仕事があり、長年一緒に暮らすパートナーがいる、周囲から見たら「安定」という言葉がふさわしい生活に、別に不満があるわけではないけれど、なんとなくモヤモヤする…そんな日々を送るイギリス人女性アニーのもと、一通のメールが舞い込んだ。送り主は、90 年代に表舞台から姿を消した伝説のロック・シンガー、タッカー・クロウ。腐れ縁の恋人ダンカンが心酔するミュージシャンだった――。今生きている日常が嫌いなわけではないけれど、この人生を望んでいたわけじゃない。なんとなく惰性で続いてきた日常を、変えるきっかけを掴めないまま、気づいたら月日がたっていただけ……。どうにか新しい一歩を踏み出そうとする彼らが選んだ大人のハッピーエンドとは――?
欧米で絶大な人気を誇る小説家ニック・ホーンビィ(『ブルックリン』脚本)の原作を基に、『リトル・ミス・サンシャイン』の製作陣が映画化。「大人になりきれない男」がまさにハマリ役の名優イーサン・ホークが、伝説のミュージシャンをこのうえなくチャーミングに好演。ヒロインのアニーを演じるローズ・バーンとクリス・オダウドが、カップルの腐れ縁あるあるをユーモアたっぷりに演じるのも楽しい、新しい人生に一歩を踏み出す大人たちを描くロマンティックコメディ。
今回公開する予告編は、“大人になれない大人”3人の出会いがコミカルに描かれ、「君はどんな人?」という一言のメールから始まるタッカーとアニーの行く末や、それぞれにどんな明日がやってくるのか…?気になる展開を見せ、若き日のイーサン・ホークの写真が、かつて一世を風靡したロック・シンガー時代のタッカーの写真として使われるなど、今も根強いファンがいる『リアリティ・バイツ』や『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』などを見てきた映画ファンの心をくすぐる映画としても期待できる映像になっています。90年代に人気を博したオルタナ・ロックのバンド「レモンヘッズ」ベーシストのジェシー・ペレッツが監督を務めただけあり、劇中では、イーサン演じるタッカーが名曲「ウォータールー・サンセット」を生声で披露するなど、音楽をめぐるラブストーリーでもある本作に注目したい。
『15 年後のラブソング』予告編
https://youtu.be/4-TKZKMgYlc