『もみの家』《本編映像》田舎の母を想い出し涙...!!佐々木すみ江最後の出演作に溢れる思いやりの言葉たち。「私のことで煩わしとうないんよ。あの子らにはあの子らの生活があるから」

『もみの家』《本編映像》田舎の母を想い出し涙...!!佐々木すみ江最後の出演作に溢れる思いやりの言葉たち。「私のことで煩わしとうないんよ。あの子らにはあの子らの生活があるから」
提供:シネマクエスト

ブルーリボン賞新人賞ほか数々の新人賞を受賞した若手実力派女優・南沙良を主演に迎えた、坂本欣弘監督(『真白の恋』)の最新作『もみの家』が3月20日(金・祝)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開となる。この度は、本編映像を解禁。物語中盤、主演の彩花(南沙良)が、もみの家の近所に住むハナエ(佐々木すみ江)の家に遊びに行った際のふたりの会話をお届け。

物語で、佐々木演じるハナエは入院していたことを子供たちに隠していた理由について「私のことで煩わしとうないんよ。あの子らにはあの子らの生活があるから」と彩花に話す。うちの親はそうじゃないと言う彩花に、ハナエはさらに「親ほど割に会わん商売はないじゃね」と言いながらも、「子どもらが元気に、幸せやったら、それは一番」「いつか親になったら、あんたもわかる」とニコニコと話すのだった。

佐々木の包み込むような表情と声は、特に田舎に親を置いて離れて暮らす働く世代にとって、自身の親を想い出すシーンとなるのではないだろうか。昨年の 2月にこの世を去った名優 佐々木すみ江の俳優人生の極みを感じる名場面となった。本作は、それ以外にも人への思いやりに満ち溢れた名台詞が溢れている。「もみの家」の主宰者 泰利は、将来への不安な思いを抱える彩花に対して「自分のなりたい自分になればいいんだよ」と伝える。さらに、もみの家の OB 淳平も、不登校になった理由を話す彩花に世の中には色んな人がいると言いながら「怖がらずに、いろんな人に出会って、信じられる人とかモノをちょっとずつ増やしていけばいいんじゃないかな」と優しく語りかける。忙しない毎日の中で、家族、友人、知人、どんな関係であっても、人を思いやる言葉の大切さを改めて感じることが出来る。

田舎の母を想い出し涙…!!映画『もみの家』本編映像解禁!
https://youtu.be/eVI1ILSZzBE

最終更新日
2020-03-20 12:00:23
提供
シネマクエスト(引用元

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