2020 年の入試はこれでバッチリ!世界史 B で躓きがちな宗教改革は映画から学べ!『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

2020 年の入試はこれでバッチリ!世界史 B で躓きがちな宗教改革は映画から学べ!『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
提供:シネマクエスト

本年度アカデミー賞 2 部門にノミネート!!シアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビーのアカデミー賞ノミネート女優ふたりが、激動の 16 世紀英国を生きたふたりの女王を演じる『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(3 月 15 日(金)、TOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国公開)。入試シーズンの今、先輩方が世界史で躓いてい るのを横目で観つつ、来年の受験生はこの映画鑑賞で差をつけろ!

古典なら漫画「あさきゆめみし」
中国史なら「三国志」、日本史なら司馬遼太郎…… そして、近代欧州史理解に必須映画登場!
古典のために漫画家・大和和紀氏の「あさきゆめみし」で「源氏物語」を把握し、「三国志」と映画『レッドクリフ』(08/ジョン・ウー監督)から中国史を学び、そして司馬遼太郎から日本史を理解したひとも多いはず! でも、中世~近代ヨーロッパ史が複雑でわかりにくい……。そんな人に決定版登場!この『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』をきっかけにすると、当時の世界史情勢がぐっと身近に理解しやすくなるのだ。

今年のセンター試験でも「16 世紀」「英国」「宗教改革」の問題は頻発!
本作はエリザベスが即位してすぐにメアリーがフランスから帰国し、スコットランドとイングランドの関係がどうなるのか…?という 1561 年~87 年の物語。ふたりの女王が対立した背景には宗教改革が影響している。カトリックを批判するプロテスタントが増えてきた 16 世紀(宗教改革)。島国イングランドではエリザベスの父ヘンリー8 世が、ローマ教皇を中心とする世界最大のキリスト教派閥カトリックと決別してイングランド国教会(プロテスタントの一派)を樹立。プロテスタントの女王エリザベスを取り込もうとカトリック周辺諸国は結婚を申し込んでいた。そこにカトリックのスコットランド女王メアリー・スチュアートが帰国。ローマ教皇はじめカトリックたちはメアリーをイングラ ンド王に擁立しようと目論むが…。最終的にメアリーはスコットランド女王を廃位させられるが、メアリーの息子ジェームズがメアリーの意志を継ぎ、スコットランドとイングランドを統治する王となるのだった。

今年のセンター試験世界史 B ではメアリーの息子ジェームズ 1 世の名前が 2 度出てくる。第 3 問 B では「世界の王位継承をめぐる争いについて」の設問があり、「次の中で正しいのはどれか」という問いの選択肢のひとつに「メアリ 1 世の治世下でイングランドとスコットランドが合同して、グレートブリテン王国が成立した」の記述が…。この映画を観た方なら、この質問の答えが分かるはず!

入試シーズン真っ盛り。試験を受ける人も受けない人も、映画をきっかけに歴史を知る楽しみを知って頂きたい!

最終更新日
2019-03-01 12:00:59
提供
シネマクエスト(引用元

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