PL トラヴァースの小説「メアリー・ポピンズ」を基に 1964 年に公開され、第 37 回アカデミー賞 13 部門ノミネート&5 部門受賞した映画『メリー・ポピンズ』が、新たな極上のエンターテイメント作品として誕生。第 76 回ゴールデングローブ賞 4 部門、アニー賞 5 部門にノミネートを果たしており、今後の賞レースにも期待が高まる『メリー・ポピンズ リターンズ』(2 月1日(金))。メリー・ポピンズ役の日本版声優を務める平原綾香だが、日本版エンドソング「幸せのありか」も担当することが決定!12 月 17 日(月)に行われた『L’ULTIMO BACIO Anno 18 15th Anniversary「平原綾香 デビュー15 周年記念 一夜限りのスペシャルライブ」』で発表された。吹替声優とエンドソングを担当するのは、ディズニー作品史上初めての快挙。平原は「本当にすごく嬉しいです!」と話し、「幸せのありか」を披露すると会場は大歓声に包まれた。
日本版エンドソング決定のサプライズは、ライブの最後に平原自身から発表された。セリフと劇中の歌の吹替えのみならずエンドソング「幸せのありか」も歌うことを自らの言葉で発表すると、客席は大歓声に包まれた。続けて、「本当にすごく嬉しいです。この歌の原題は、“失くしたものが住む場所”で、メリーが亡くなってしまったお母さんに会いたいと言う子供たちに、お母さんは居なくなったわけではなくて、ただここに居ないだけ、だからちゃんとあなたたちを見守ってるわよと諭す、すごく素敵な場面で歌われる曲なんです。」と語った。自らの歌で「幸せのありか」を披露すると、ホールは優しく幸せな空間に包まれて、2018 年の締めくくりと 2019 年の幕開けを祝うに相応しい歌で、この日の公演を終えた。
そして、吹替声優とエンドソングを同一人物が担当することは、ディズニー映画の日本版では史上初の快挙となる。今年日本で初上演されたミュージカル「メリー・ポピンズ」でメリー・ポピンズを演じ、その圧倒的な歌唱力とダンス・パフォーマンスはファンの心を鷲づかみ、“日本でメリー・ポピンズ役をこなせるのは彼女しかいない!”と改めての大抜擢となった平原。吹替え収録現場に立ち会った、30年以上に渡りディズニー・キャラクター声優監修の総指揮を務め、全世界における外国語版のキャスティングも指揮するリック・デンプシーは、「彼女はまさにこの映画に登場するメリー・ポピンズのイメージにぴったりだったよ!彼女は、英語版に登場するエミリー・ブラント(メリー・ポピンズ役)と上手く一体化しつつも、彼女自身のメリー・ポピンズを演じたんだ」と大絶賛したほど。本作は、すでに第76回ゴールデングローブ賞 4 部門、アニー賞 5 部門にノミネートを果たしており、今後の賞レースにも俄然期待が高まっている。その日本版でメリー・ポピンズを演じる平原綾香にとって、2019 年はさらなる飛躍の年となりそうだ。
そして 12 月 17 日は、2003 年の同日にシングル「Jupiter」によりデビューを果たした記念日であり、この日はそれから 15 年という節目にあたる日。ライブのオープニングではサプライズで客席から登場し、オープニングを飾るにふさわしいアップテンポな曲、アドベンチャーワールド 40 周年オリジナルテーマソング「5 つの魔法」で始まった。そしてこの季節に相応しい、デイヴィッド・フォスターによるクリスマス・ソング「Christmas List」のカバーや、今年 5 月にリリースした 15 周年記念アルバム「Dear Music ~15th Anniversary Album~」に収録された、新たに 16 年目を踏み出すにぴったりな曲、いきものがかりの水野良樹氏を作詞・作曲、編曲に亀田誠治氏を迎えて制作された「これから」を歌った。さらには、15 年のキャリアに改めて思いを馳せるかのように、「スマイル スマイル」、「Hello Again, JoJo」、「心」、「朱音 あかね」、「ケロパック」、「NOT A LOVE SONG」、「今、風の中で」といったシングル・コレクション・メドレーも披露。そして本編ラストは、「デビューが決まってから、歌を歌うために何をすればいいか、そんな旅が始まりました。そして、学校でホルストの『木星』を聴いて、『Jupiter』をシングルにしたい、デビュー・アルバムに入れたいとお願いして、、、そして今、ここに居ます。自分の声がある限り頑張ってまいりますので、16 年目も、これからも暖かく応援してください。本当に今日はありがとうございました。」と語り、デビュー曲「Jupiter」で締めくくった。
2017 年『ラ・ラ・ランド』、2018 年『グレイテスト・ショーマン』、そして 2019 年は「今の時代に伝えるべきストーリーだ」と語るロブ・マーシャル監督と『美女と野獣』『シンデレラ』を贈りだしたディズニーがメリー・ポピンズが教えてくれる“日常の楽しみ方”と“人生をハッピーにする方法”を極上のエンタテインメントとして描き、世界中を熱狂させる『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)公開。