国内外の映画人からリスペクトされ、多くのフォロワーを生み続けるカリスマ映画作家・黒沢清が、シルクロードの中心”ウズベキスタン”で、1ヶ月に渡り全編オールロケ撮影に挑んだ待望の最新作。監督が脚本を書き下ろした本作は、言葉も通じない未知の国に飛び込んだ、一人の女性の成長を描く旅の物語。主人公の葉子を、黒沢清が厚い信頼を寄せる女優・前田敦子が演じている。今回解禁されたティザーポスターに登場する新たに発表されたキャストは、黒沢組への参加が『贖罪』(12)ぶりとなる加瀬亮、『予兆 散歩する侵略者』(17)につづく染谷将太、黒沢組初となる柄本時生。彼ら3人がウズベキスタン取材で、主人公・葉子と行動を共にする番組クルーのスタッフを演じている。さらに、現地の通訳兼コーディネーター役としてウズベキスタン俳優のアディズ・ラジャボフが出演する。
前田演じる主人公・葉子と行動を共にする番組クルーのカメラマン・岩尾役を演じる加瀬亮は「言葉もわからない異国の地でたくさんのハプニングに見舞われました。そのたびに飄々と見えながらもどんな時もあきらめない監督や共演者たちに大きな刺激をもらいました。想像もしてなかった新鮮な脚本。共演者はクセ者揃い。しかもウズベキスタンロケ。面白くないはずがありません。再び黒沢組に参加できてとても嬉しかったです。」とコメントし、ディレクター・吉岡役の染谷将太は「黒沢組にまた参加させて頂きニヤニヤが止まりませんでした。ウズベキスタンという国に飛び込みますと、自然と我々が異物になっておりました。文化の違う我々が異物となり、撮影隊という景色が異物となり、そんなマジックを黒沢監督に見せられているような感覚でした。素敵な世界を楽しみにしていてください。」と語る。AD佐々木役を演じる柄本時生は「以前から黒沢監督のファンだったので、黒沢組を体験できるのは本当に貴重で、まさに“映画”という感じの現場で夢のような時間を過ごさせてもらいました。日本の共演者の皆さんは、元々知り合いだったので、とても楽しくお仕事をさせて頂きました。」とコメントする。 海外作品へ初出演となったウズベキスタンの国民的人気俳優で“ウズベキスタンのトムハ”ことアディズ・ラジャボフは、「映画撮影のプロセスはいつも魔法です。素晴らしい作品を作るために、たくさんの方が働くのです。今回、日本映画を代表する”映画に魅了された”方々と共に仕事をする機会は、私にとって“まさに魔法のような時間”で、とても豊かな経験となりました。」とコメント。前田敦子は、慣れない土地での撮影で苦楽を共にした共演者に対して「空港に着いた瞬間から、黒沢監督の演出がはじまっているんじゃないか?と4人で話していました。そのぐらい、まったく未知の国だったので、行動するときも一緒に固まって動いたり、オフの日もみんなでご飯に行ったり、いろんな場所へ行きました。(4人とも)生きてきた年数が少しずつ違いますが、みんなで“初めて”をたくさん経験できたので、絆になりました。私にとっては最高の環境でした。」と話し、長期の海外撮影を振り返った。
さらに、今回解禁された現地撮影時のメイキング映像を使用した“製作快調!特報” は、黒沢清監督がウズベキスタンの荒野で、本番スタートをかけるところから映像がはじまり、市場で、加瀬、染谷、柄本らキャストに演出する風景や、前田とモニターをチェックする様子、「キープして、もう1回やらせてください」とこだわりを見せる、貴重なメイキングシーンが収められている。監督過去作品63タイトル超!あらゆるジャンルを横断してきた映画監督・黒沢清が「これまでのどれにも似ていない作品」と明言する新たな挑戦!映画『旅のおわり世界のはじまり』は、2019年、初夏公開。
主人公・葉子(ようこ)役:前田敦子 コメント
「空港に着いた瞬間から、黒沢監督の演出がはじまっているんじゃないか?と4人で話していました。そのぐらい、まったく未知の国だったので、行動するときも一緒に固まって動いたり、オフの日もみんなでご飯に行ったり、いろんな場所へ行きました。(4人とも)生きてきた年数が少しずつ違いますが、みんなで“初めて”をたくさん経験できたので、絆になりました。私にとっては最高の環境でした。」
カメラマン・岩尾(いわお)役:加瀬 亮 コメント
「言葉もわからない異国の地でたくさんのハプニングに見舞われました。そのたびに飄々と見えながらもどんな時もあきらめない
監督や共演者たちに大きな刺激をもらいました。想像もしてなかった新鮮な脚本。共演者はクセ者揃い。
しかもウズベキスタンロケ。面白くないはずがありません。再び黒沢組に参加できてとても嬉しかったです。」
ディレクター・吉岡(よしおか)役:染谷将太 コメント
「黒沢組にまた参加させて頂きニヤニヤが止まりませんでした。ウズベキスタンという国に飛び込みますと、自然と我々が異物に
なっておりました。文化の違う我々が異物となり、撮影隊という景色が異物となり、そんなマジックを黒沢監督に見せられている
ような感覚でした。素敵な世界を楽しみにしていてください。」
AD・佐々木(ささき)役:柄本時生 コメント
「以前から黒沢監督のファンだったので、黒沢組を体験できるのは本当に貴重で、まさに“映画”という感じの現場で夢のような
時間を過ごさせてもらいました。日本の共演者の皆さんは、元々知り合いだったので、とても楽しくお仕事をさせて頂きました。
ただ楽しいだけじゃなく、締まる時は締まる感じでした。」