映画界の巨匠・山田洋次監督が国民的映画「男はつらいよ」シリーズ終了から20年の時を経て作り上げた、ファン待望の喜劇映画「家族はつらいよ」。シリーズ第三弾『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』が5月25日(金)に公開となる。
最新作のテーマは、【主婦への讃歌】。三世代が同居する一家(平田家)の家事を担ってきた主婦・史枝(夏川結衣)が家出をすることで、家族の暮らしが崩壊してゆく様をユーモラスに描き、笑って、泣いて、しみじみと胸を打つ作品となっている。
すでに全国各地で開催された試写会で一足先に映画をみた観客から「家族のあたたかさに涙が…」、「泣いたり笑ったり、心が温かくなる」と絶賛の声が続々。誰もが共感できる「家族あるある」は子供から大人まで大爆笑。家族で観たい!とシリーズを通して話題の本作が、三作目では幸之助(西村まさ彦)と史枝夫婦に問題が勃発!どんな夫婦も経験のあるお互い譲れない思いのぶつかり合いとそれを取り巻く家族の関係性が楽しくも味わい深い作品に仕上がった。シリーズファンはもちろん、新生活に慣れず憂鬱な日々を過ごしている人、忙しい日々に追われ家族と疎遠気味な人も、思い切って家族で劇場へ出かけ、日常を忘れて映画を楽しんでみてはいかが。家族と一緒だからこそ、気負わず思う存分笑って泣いて楽しんで、心が温かくなるおすすめの3作品をご紹介。
◆『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
それぞれ異なるパワーを持つインフィニティ・ストーンが六つそろうと、世界を滅ぼせるほどの力が得られるという。アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、スパイダーマン(トム・ホランド)らアベンジャーズはほかのヒーローたちと共に、インフィニティ・ストーンを手に入れようとたくらむサノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうが……。公開4週目に突入し大ヒット公開中。子供から大人まで大満足のアクション超大作は、ファミリー映画に持ってこい!
◆『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
家を失った6歳の少女ムーニー(ブルックリン・キンバリー・プリンス)と母親ヘイリー(ブリア・ヴィネイト)は、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの近くにあるモーテル「マジック・キャッスル」で生活している。周囲の大人たちが日々の暮らしに苦しむ一方、ムーニーは子供たちと無邪気に遊び、管理人のボビー(ウィレム・デフォー)は彼らを見守っていた。ところがある出来事を機に、ムーニーの日常は一変し……。全編iPhoneで撮影した『タンジェリン』などのショーン・ベイカーが監督・脚本を務めた人間ドラマ。子供たちの無邪気な明るさと親子の笑顔溢れる愛おしい日々に魅了される観客が続出の話題作!
◆『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』5/25(金)全国公開!
史枝(夏川結衣)は、育ち盛りの息子ふたりと夫・幸之助(西村まさ彦)、その両親3世代で暮らす主婦。ある日、家事の合間にうとうとしていた昼下がり、泥棒に入られ、冷蔵庫に隠しておいたへそくりを盗まれた!!夫から「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と嫌味を言われ、余りに気遣いの無い言葉にそれまでたまっていた不満が爆発した史枝は、家を飛び出してしまう。一家の主婦が不在となった平田家は大混乱!身体の具合の悪い富子(幸之助の母/吉行和子)に代わり周造(幸之助の父/橋爪功)が掃除、洗濯、食事の準備と慣れない家事に挑戦するがそんなこと続くわけがない。家族揃って史枝の存在のありがたみをつくづく実感するのだが、史枝が戻ってくる気配は一向にない。家族会議、緊急召集!平田家崩壊の危機か!?ダメ夫を持つ全ての女性が笑って共感し、しみじみ泣けて励まされる。映画界の巨匠・山田洋次監督が贈る、新・国民的喜劇シリーズ第3弾。