日時:3月31日(土)
場所:丸の内TOEI
登壇者:平野紫耀、平祐奈、横浜流星、水谷果穂、浅川梨奈、佐野岳、高橋優、神徳幸治監督
女の子なら誰もが憧れる史上最高に甘い〝初恋〟を描き、不良なのにキュートでピュアな主人公・鬼瀬くんのギャップが、中高生に圧倒的な支持を集めた大人気コミック「honey」(目黒あむ著/マーガレットコミックス刊)が、実写映画化、ティーンに話題沸騰の中、本日待望の全国公開を迎えた。赤く染めた髪と鋭い眼で〝超〟不良と恐れられるが、実際は思いやりに溢れる料理上手な好青年、主人公の鬼瀬大雅(おにせ・たいが)を演じるのは、5月23日(土)にKing & Princeとして「シンデレラガール」でCDデビューを果たす平野紫耀。映画初主演でありながら、初の本格ラブストーリーに挑む。
ヘタレでビビりな女子高生、小暮奈緒(こぐれ・なお)には、平 祐奈。奈緒と一緒に暮らす叔父の宗介(そうすけ)役に映画初出演のシンガーソングライター高橋 優、鬼瀬のクラスメイトの三咲 渉(みさき・あゆむ)役に横浜流星、奈緒の親友・矢代(やしろ)かよに水谷果穂、鬼瀬のクラスの転校生、西垣 雅(にしがき・みやび)に浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、かよの大学生の彼氏、権瓦郁巳(ごんがわら・いくみ)役に佐野 岳、多彩なキャストが集結した。メガホンをとるのは、『ピーチガール』の神徳幸治。原作の名シーンをあますとこなく散りばめ、Sonar Pocketが書き下ろした主題歌「108~永遠~」が物語を彩る。
本作の公開初日である3月31日(土)には、東京・丸の内TOEIに平野紫耀、平祐奈、横浜流星、水谷果穂、浅川梨奈、佐野岳、高橋優、神徳幸治監督らキャスト、監督が揃い踏み、舞台挨拶が行われた。
この日は映画の中でキーアイテムとして登場する「108本のバラ」にちなみ、全国108の劇場で舞台挨拶の生中継も実施。日本中の観客の注目と大歓声を浴びながら舞台挨拶がスタートすると、キャスト陣・監督が自身の出身地の方言で公開初日を迎えた喜びを語り、全国へ思いを届けた。
愛知出身の平野は、開口一番「僕、でら(すごく)平野紫耀です!」と元気に挨拶。「僕名古屋出身なんですけど、今一瞬、名古屋弁を忘れるというハプニング」…と天然発言。その後は「みなさんと一緒に楽しい時間を作れたらいいと思っとるで、でら楽しんで行こまい!」と笑顔を見せた。兵庫出身の平は「みなさんおはよう、平祐奈やで!今日はたくさん映画がある中から来てくれてありがとう、ほんまに嬉しいです。鬼キュンの準備はできてますか?」と関西弁で客席に語り掛け、神奈川出身ながら今日のために青森出身の父に方言のレクチャーを受けたという横浜は、「ひとりだば多くの方にこの作品が届くと嬉しいじゃ!」と初々しさが溢れる青森弁でコメント。
静岡出身の水谷は「どうも、水谷果穂だに!今日は『honey』の公開日だら、私も楽しみです」、埼玉出身の浅川は「私は特に方言はないんですが、憧れは大阪弁やで!」とそれぞれキュートな挨拶を披露した。
平野と同じく愛知出身の佐野は、平野と同じく「でら佐野岳です!」と挨拶し、秋田出身の高橋は、「普段は歌っこのほう歌わせてもらっとるんだども、今回初めて役者として銀幕デビューさせていただきました」と流暢な秋田弁を披露。大阪出身の神徳監督は、「最後の最後までむっちゃおもろいんで、ぜひ観てってください!」と明るく作品をアピール、全員個性溢れる、貴重な挨拶となった。
一生に一度となる初主演映画の初日を迎えた平野は、改めて「やっとこの日が来たかという気持ちです。僕もはじめての主演ということで緊張して気合も入れて臨んだ作品で、みなさんに早く観てもらいたいなと思っていたので、反応が楽しみです」とその思いを語り、奈緒を演じた平は、「去年の5月に撮影していたので、やっと初日が来たなという気持ちと同時に、ほっとしている自分もいます」と約1年前の撮影を振り返りながら感慨深げにコメントした。
続いて、平野が挑戦中の“108のはじめて”の一つとして、 “はじめてのMC”に挑戦することに!キャスト陣と監督が、平野の仕切りのもとで撮影を振り返った。
クールビューティーなかよ役を演じた水谷は、「クールな役なのに私はすぐ笑っちゃうんです。祐奈ちゃんを見ていると『かわいいなあ』 と笑顔になっちゃうので、自分の気持ちを押し殺して演じていました」と撮影時の意外な苦労を暴露。MC平野は「なるほど、男にはわからない感情です!」と即座にコメント、それを聞いた高橋は「俺は紫耀くんを見てかわいいなあと思うよ」とフォローが入り、会場は大爆笑!
内気な転校生・雅役の浅川は、「あまり笑わない役なのに、共演シーンで平野が笑わせてきたので、そこはやめてほしかった!」とまさかのクレーム!?対する平野は「僕も鬼瀬として雅ちゃんを笑わせようと、監督の指示でおしゃべりをアドリブでがんばってたんですよ!」と裏話を語りました。そのアドリブは、なんと犬のトイレの話だったとか。
高橋には、「はじめて映画出演の話がきたときの感想は?」の質問の後、「撮影や取材の時にずっと優くんに出されていたので」として、突如なぞなぞを出題!平野が『honey』にかけて「ハチが飛び続けると、疲れてしまう距離は?」と問いかけ、キャスト全員首をひねる中、高橋が「83メートル?」と、はち(8)みつ(3)にかけて答えるも、正解はなんと「8マイル(ハチ参る)」。悔しがった高橋は、その場で平野になぞなぞを出題。「魚売り場の端っこに置かれている魚は?」と応戦し、「正解は『さば』です。“『さ』かなうり『ば』”の端っこにあるから!」とステージはまさかのなぞなぞ大会へ。実は今回でこの問題を出されるのは3回目という平野は、今回も惜しくも正解できず「問題は覚えているんだけど、答えをいつも忘れちゃう」のコメントで会場を笑わせた。
原作人気も高い三咲渉役を演じた横浜は、横浜史上最も可愛いと評判の自身の演技について「自分はかわいくないと思っていたけど、みんなが可愛いって言ってくれるから、だんだん自分でも可愛いのかなと思えるようになりました」と語り、平野も「普段は男らしいのに、渉役はかわいかった!」と太鼓判。
かよの大学生の彼氏・郁巳を演じた佐野は、「郁巳は素行は悪いけど大学生なので、どこかインテリジェンス。監督と話しながらアイテムもただのタバコじゃなくて電子タバコを提案したり、僕の私物のメガネを撮影で使用したり、原作とはまた違うキャラクターに仕上げてみました」とこだわりを語り、これには平野も「岳くんは普段のキャラと全然違うので、ぜひ注目してほしいですね!」と見どころとしてプッシュした。
意気込みを聞かれた神徳監督は、「今一生懸命になっている人たちに対して、勇気を与えられたらいいなと思います」と作品への想いを語り、こうして平野のはじめてのMCが完了した。
また、本作で印象的に描かれる “108本のバラ”と“はじめての恋”とにかけて、平野は公開初日までに“108個のはじめて”に挑戦していることでも話題に。壇上では、これまで平野がチャレンジしてきた“はじめて”が発表された。中には平野が知らない内に達成していた“はじめて”もあったようで、「楽屋で座布団に座っていたら、突然スタッフさんに『飛んで!』と言われて、“座布団だるま落とし”に挑戦していた」と意外なチャレンジや、はじめてのものまねでは壇上で再現するなど、本作を盛り上げるための様々な挑戦を振り返った。
また、大阪の舞台挨拶では関西弁でのプロポーズに初挑戦したが、この日は中継を通して全国のファンも見ているということで、特別に標準語でのプロポーズを実施。「俺と、結婚を前提に付き合ってください」と鬼瀬の名台詞を生披露し、会場からは歓声と共に、思わず聞き惚れたファンたちのため息が!
イベントのラストでは、最後を締めくくる108個目の“はじめて”として、ミッション達成と映画公開初日を祝い、登壇者全員でくす玉を割ることに。平野の「映画『honey』」の掛け声に合わせ、観客全体で「鬼キュン大ヒット!」と声をそろえると、盛大にくす玉が割られ会場の盛り上がりは最高潮に!
これから映画を観る全国のファンに向かって平野は、「僕自身初主演でがんばってきて思い入れのある作品になったので、みなさんに何かひとつでも届いたらいいなと思います。上映中はなるべく瞬きなしでお願いします!みなさんがたくさん鬼キュンしますように!」とメッセージを贈り、初主演作に自信をのぞかせていた。