2014 年空前の社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』、2016 年『ズートピア』の大ヒットに次ぐ、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』(3月10日(金)公開)。本年度アカデミー賞®では「長編アニメーション賞」と「主題歌賞」にノミネートされ W 受賞の期待が高まっている。そんな発表直前の中、キラキラでゴージャスな派手好きのうぬぼれ屋“タマトア”役の日本版声優を務める ROLLY が歌う本編映像が解禁となった。
今までにも『アラジン』のジャファーや『リトル・マーメイド』のアースラ、『ライオンキング』のスカーなど、個性豊かなヴィランを生み出し人気を博してきた。そこに仲間入りするのは、ディズニー・アニメーション史上最もゴージャスで、キラキラと光り輝くものが大好きな海底のモンスター“タマトア”だ。冒険に出たモアナとマウイが遭遇する約 15 メートルの巨大なカニ。貝殻などで全身をピカピカに飾りたてた自分を最高にクールでカッコいいと思い込んでいる自惚れ屋なのだ。さらに自分のことしか考えていない自己中な性格で、モアナとマウイの冒険を邪魔するキャラクターとなっている。そんなタマトアだが、実は昔は茶色くて冴えないという過去も…。
「シャイニー」ではそんな過去やキラキラに輝きたいという気持ちを歌っている。タマトアの日本語声優を務める ROLLY は「何物にも代えられない喜びでした!子供の頃はディズニーごっこをしていたが、そんな人間がとうとう自分の声をディズニー・アニメーション作品に残せる!夢が叶いましたね」と喜びを語る。ROLLYさん自身もキラキラでゴージャスなイメージだが、タマトアとの共通点を「子供の頃は地味だった自分が、ギンギラギンの衣装を着てロックをやっている。タマトアもかつては地味で冴えなかったけれど、“今はゴージャスで最高なんだ!”という、劣等感を踏み越えたところにあるものがグラムロック感を感じる」と役柄に重ねて語った。
タマトアは全身をキラキラにし、艶やか(=グラム)に見せることに執着しており、この曲は 70 年代のグラムロックにインスピレーションを受けて作られている。ディズニー史上初となる“グラムロック”を取り入れた魅力的な曲調は、ディズニーミュージックにさらなる進化をもたらした。ROLLY は「シャイニー」について「タマトアはロックシンガーなんだけどちょっと声が低いのがすごくデヴィット・ボウイ的でした。ギンギラギンのクールな感じもデヴィット・ボウイっぽい。」と語る。グラムロックで一世を風靡したデヴィッド・ボウイのように、光と影を持ち合わせる“タマトア”役でROLLYさんの披露している歌声に注目して欲しい。ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』は3月10日(金)より公開。
「モアナと伝説の海」シャイニー♪
https://youtu.be/PYY5eS-CxxM