かねてより「私のお気に入りの作品」だと公言するスティーブン・スピルバーグが2009年に実写映画化権を獲得、以来、ドリームワークスで製作、パラマウント・ピクチャーズでの配給が決まり、そのハリウッドでの実写映画化決定のニュースは世界中を駆け巡り、その動向は世界中から注目を集めていた、SF作品の金字塔『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。2016年11月には、東京発の全世界へ向けた特大規模のローンチイベントが行われ、主演のスカーレット・ヨハンソンが、監督を務めるルパート・サンダースと共に緊急来日、ビートたけしも登壇し、公の場で初めて作品について語られる様子は全世界で注目を集めた。そして、イベントに併せて全世界同時解禁された予告映像は、現在全世界で2億回以上の再生回数を記録するなど大きな盛り上がりをみせ、期待がさらに高まっている『ゴースト・イン・ザ・シェル』が、4月7日(金)に全国公開となる。
初公開となるシーン満載で、その完成度の高さから本作にかけるハリウッドの本気度が窺い知れる全世界待望の新映像が到着した。
先日解禁された映像から新たに公開されたのは、少佐(スカーレット・ヨハンソン)が敵らしき人物に渾身の一撃を食らわせる姿やバトー(ピルー・アスベック)と共にヘリコプターから降りてくる面々の中に片目にアイパッチを装備したサイトーと思しき人物の姿、シリーズファンにはおなじみの多脚戦車による激しい銃撃シーン。そして、最後に「奴らは命を救ったんじゃない。奪ったんだ。」と言い放つクゼと思われる人物により少佐の顔のパーツが外される衝撃的なシーンで終わる本映像。演じたスカヨハが「人間とかけ離れたものを演じて、人間らしさのニュアンスを出してはいけない難しい体験だったわ。今までにない特別な体験よね。深く突き詰めていけたんじゃないかしら。誇りに思っている作品よ。」と振り返るように、その完成度の高さからオリジナル版への大いなるリスペクトと本作にかけるハリウッドの本気度を窺い知ることが出来る。
米経済誌フォーブスが発表した「2016年最も稼いだ俳優ランキング」で堂々首位となり、名実ともに世界トップのハリウッドスターであるスカーレット・ヨハンソンが体当たりのアクションを見せている他、少佐の上司である荒巻役は、監督として先日レジオン・ドヌール勲章を受章するなど世界的評価を受けるビートたけし、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」で登場する作品の中心に位置する事件の重要人物である革命家のクゼ役には、ミュージシャンとしても活躍するマイケル・ピット、少佐が最も信頼を寄せるバトー役には、『LUCY/ルーシー』などに出演するピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役には、『ショコラ』でも知られるフランスの名女優ジュリエット・ビノシュが演じることやサイバーテロ組織との対峙、少佐の存在を揺るがす衝撃の展開が待ち受けるストーリーであることは明かされているものの、まだまだベールに包まれている本作。全世界待望のSFアクション超大作に引き続き注目だ。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』 ビッグゲームスポット 30秒
https://youtu.be/Oj0QfVVuNb4