映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』の公開前イベントが26日に都内で開催され、お笑いコンビの「品川庄司」がゲストとして出席。トークイベントを実施した。
芸能界きっての愛妻家&イクメンとして知られる品川庄司の2人。イベントでは結婚生活について互いのパートナーについて赤裸々なトークを繰り広げた。
イベント中の主なやり取りは次の通り。
____________________________________________________________
映画の感想
■品川:この映画は、すごいドラマチックな展開があるわけじゃないけどなんかいいんです。40年間連れ添った夫婦のことを観ているうちにじんわり、目に涙がという感じでした。そしておしゃれなんですよ
■庄司:モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが、いちいちおしゃれなんですよ。2人が演じる40年連れ添った夫婦がおしゃれすぎて。僕もいま結婚7年目に入っていますが、果たして将来この2人みたいに愛情あふれて向き合えていられるのかなと、憧れの夫婦になりました。
2人の夫婦関係について
■品川:うちは喧嘩がないんですよ。相手がぼーっとした人なんで笑っちゃうというか、喧嘩にならないんです。子供が生まれてなくなりましたけど、家の中を全裸でうろついていましたからね。昔の彼女とは喧嘩ばかりだったけど、今の奥さんはその天然な感じが笑っちゃうから喧嘩にならないです。でも向こうの方が大人で、僕のことを「はいはい」と、いなしているんだと思います。
■庄司:品川は家ではおとなしいんですよ、“おしゃべりクソ野郎”じゃないんですよ（笑）。僕の結婚の決め手は、ミキティの顔がかわいかったからです。
■品川:この間ミキティがライブに来てくれた時も、すごくかわいかったですよ、また大人の感じになって。
■庄司:彼女がこんな僕を好きでいてくれるところがいいんですよ。もう逃したくないというかね。子供を2人も授かることができて幸せです。でも僕たちはちょこちょこ喧嘩しますよ。僕もカッコつけて理詰めでいきたいんですけど、噛んじゃうんですよ。だから言い返せないんです。言い返せなくて死んだふりするんですけど、それがミキティは腹が立つんでしょうね。僕に馬乗りになって「死んだふりしてんじゃねえよ」って。
■品川:庄司はあまりにも噛むから、ミキティから子どもに絵本読むことの禁止令が出たんですよ。
■庄司:でもミキティはとにかく明るいんですよ。とにかく明るい安村みたいになっちゃうけど。
映画に出てくる1億円の物件について
■品川:この映画の家は、築40年でエレベーターがなくても1億円だもんね、すごいなニューヨークは。すごいといえば庄司の家だよね。何億なの？ いくらなの？
■庄司:3億もしてないですからね。2億でもないですよ。1億はありますけど2人で35年ローンですから。1.5億くらいですが、8:2か9:1かな（笑）。僕もそれなりに払っていますから、75歳までローンです。
■品川:庭つきですごいよね。
■庄司:建蔽率の関係で余ったところが庭になったので、庭を造ったのではなくて、ちょっとしたスペースができた感じです。うちの息子は家のことを“ママの家”って呼んでますからね。僕はニューヨークの感じが好きなんで、ちょっとそういう感じでおしゃれにしています。今度品川家と庄司家、ミキティ家？で集まろうと思っているんですけど、なかなスケジュールが合わなくて。
■品川:僕も庄司の家に行ったらバンバン写真を流出します。
（この日行われた）婚活イベントに来ている観客へのアドバイス
■品川:この映画を観た時に、外で「どうでした？」と盛り上がったらどうですか？ 夫婦円満の秘訣は、子供でしょうね。子供を作ったら真ん中に子供だから。映画の2人は子宝に恵まれなかったけどワンちゃんがいてかわいがっているしね。うちは娘が5歳でいま恋人みたいなんですよ。まだ一緒にお風呂に入っていますが、娘に嫌だって言われる前に卒業しようと思っています。パパと結婚したいとか言ってくれているのでたまらないですね。
■庄司:子供ももちろんそうですけど、僕ら夫婦はバカやってはしゃぐっていうのがありますね。奥さんや僕、お互いが何かしているときに後ろからくすぐったりして、「やめてよ～」「やめろよ～」っていちゃいちゃするというか。この映画も夫婦の深い愛が感じ取れるのでどうぞ楽しんでください。この映画の2人に憧れますよ。喧嘩しながらもずっと仲良く暮らせるっていいですよ。
■品川:映画の2人を見ていると40年連れ添っての恋愛の感じが出るんだなという映画なので、皆さんもそんな風になってくださいね。
