第14回ワシントンD.C.映画批評家協会賞外国語映画賞ノミネート作品『グッドナイト・マミー』が、2016年1月12日に公開されることが決定した。併せて予告編とポスタービジュアルが解禁となった。
『グッドナイト・マミー』予告編
https://youtu.be/9-Ka62jcO_8
森とトウモロコシ畑に囲まれた田舎家で、9歳になる双子の兄弟が母親の帰りを待っていた。ところが、帰宅した母は整形手術を受けて顔全体を包帯でぐるぐる巻きに覆った姿に。その日から、それまで優しかったママは、別人のように冷たくなり兄弟は本当に自分たちのママなのか疑い始める。ママになりすましているのかもしれない包帯女の本性を暴くべく、双子は本当にママなのか試す行為に出るが、それは徐々にエスカレートしていく……。
人里はなれた一軒家を舞台に、言いようのない狂気が次第に膨れ上がっていく展開や、クールな映像美のスタイリッシュな演出から、スタンリー・キューブリック監督の傑作『シャイニング』に通じるものがあるとも評されている同作品。アメリカでの公開を機にYouTubeにアップされた予告編の再生回数が1,000万回を突破するという、驚異的なアクセスを記録した。そして、熱狂はカナダ、ブラジル、韓国、台湾……と世界中に感染し、いよいよ日本上陸を果たす。
監督は、オーストリア映画『パラダイス』シリーズで脚本を務めたヴェロニカ・フランツ氏。短編ドキュメンタリー『Kern』(原題)の監督を務めたセヴェリン・フィアラ氏とタッグを組む。母親を演じるのは、ドイツ人ボクサー、マックス・シュメリングの伝記映画『ザ・ファイト 拳に込めたプライド』(11・未)のスザンネ・ヴェスト。双子の少年たちはエリアス&ルカス・シュワルツ兄弟が演じる。