提供：キネマ旬報
京都市右京区でデイケア施設〈ナイスデイ〉を運営する伊藤芳宏の著書『生の希望 死の輝き 人間の在り方をひも解く』を原案に、介護施設の人間模様を描いた「また逢いましょう」が、7月18日（金）よりアップリンク京都とシネ・ヌーヴォで、7月19日（土）より新宿K’s cinemaほか全国で順次公開される。主演の大西礼芳（「嵐電」「初級演技レッスン」）が自らイラストを描いたポスター、漫画家クロネコポンチとして描いた劇中漫画、さらに予告編が到着した。
東京でアルバイトをしながら漫画を描く夏川優希（大西礼芳）は、父が転落事故で入院したと聞き、京都の実家に戻る。そして、出版社に持ち込んだ原稿が不採用になったこともあり、先が見えないまま京都に暮らすことに。
父は退院後、介護施設〈ハレルヤ〉に通い始める。優希も付き添って行くと、そこは利用者が職員と談笑しながらリハビリテーションに励む、居心地の良さそうな場所だった。職員やケアマネジャー、利用者と交流しながら、いつしか優希は武藤所長の深い考え方に魅了されていく--。
「嵐電」の企画・プロデュースなどで知られる西田宣善が劇場映画初監督を務め、脚本は「夜明けまでバス停で」の梶原阿貴が担当。第20回大阪アジアン映画祭インディーフォーラム部門に出品された注目作だ。
「また逢いましょう」
出演：大西礼芳、中島ひろ子、カトウシンスケ、伊藤洋三郎、加茂美穂子、田川恵美子、神村美月、梅沢昌代、田中要次、田山涼成、筒井真理子
製作・監督：西田宣善 脚本・アソシエイトプロデューサー：梶原阿貴
原案：伊藤芳宏「生の希望 死の輝き 人間の在り方をひも解く」（幻冬舎刊）
音楽：鈴木治行 撮影監督：藍河兼一 美術：竹内公一、竹内悦子 録音：廣木邦人、荒木祥貴 編集：藤田和延 監督補：鈴木農史 題字：後藤理絵 漫画・ピアノ演奏：大西礼芳
主題歌：「みんなしぬ」（作詞：梶原阿貴 作曲：鈴木治行 歌：大西礼芳、中島ひろ子）
製作：ジュリア、オムロ 配給：渋谷プロダクション 宣伝：MAP
2025年／カラー／91分
©︎Julia ／Omuro
公式サイト：https://mataaimasho.com
