戦後80年上映企画 巨匠アンジェイ・ワイダの傑作「コルチャック先⽣」メインビジュアル&場面写真解禁

戦後80年上映企画 巨匠アンジェイ・ワイダの傑作「コルチャック先⽣」メインビジュアル&場面写真解禁1
戦後80年上映企画 巨匠アンジェイ・ワイダの傑作「コルチャック先⽣」メインビジュアル&場面写真解禁2

提供:キネマ旬報

20 世紀が産んだ偉大な人道主義者であり、『子どもの権利条約の父』と呼ばれるユダヤ系ポーランド人教育者・児童文学者・小児科医のヘンルィク・ゴールドシュミット (1879 年〜1942 年)の半生を描いた巨匠アンジェイ・ワイダの「コルチャック先生」が戦後80年の上映企画として、6 月13 日(金)よりYEBISUGARDEN CINEMA、Morc 阿佐ヶ谷ほか全国公開されることが決定。メインビジュアル、場面写真が解禁となった。

本作はアンジェイ・ワイダが政治家として多忙を極める中、「持てる才能と技能のすべてを『コルチャック先生』に注ぎ込んだ」と語る渾身作。脚本を手がけたのは「太陽と月に背いて」(1995)、「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」 (2019)、「人間の境界」(2023)の女性映画監督、アグニェシュカ・ ホラント。コルチャック役として名演をみせるのはフランス、ポーランドで活躍したヴォイチェフ・ブショニャク。
街が侵攻され、虐殺がはじまり、極限の状況のなかで、子どもたちを守るために奔走するコルチャックの姿。揺るぎない子どもたちへの信頼と愛。過酷な日々を過ごしながらも確かに描き出される、少年少女たちの愛らしく生き生きとした表情。そして、『映画の救い』ともいえる幻想的なラストシーンまで、安易な同情をこえて深い感動を我々にもたらす。

Story
1936 年、ポーランド。子ども向けラジオ番組のホスト役として人気を集めていた小児科医コルチャックは、ある日突然、番組の打ち切りを告げられる。ナチスドイツの影が忍び寄る中、ユダヤ人児童のための孤児院を設立し、自身もユダヤ系でもあるコルチャックを起用し続けることを上層部が危ぶんだ結果だった。やがて第二次世界大戦が勃発、ワルシャワはドイツ軍に占領され、200人におよぶ子どもたちを養うコルチャックの孤児院もゲットーに移設される。常に死と隣り合わせの日々に耐え、なんとか子供たちを守るコルチャックだが、ユダヤ人の強制収容所送りが開始され……。

「コルチャック先生」
監督:アンジェイ・ワイダ 撮影:ロビー・ミューラー 音楽:ヴォイチェフ・キラル 脚本:アグニェシュカ・ホラント 編集:エヴァ・スマル
出演:ヘンルィク・ゴールドシュミット、エヴァ・ダウコフスカ、テレサ・ブジシュ・クシジャノフスカ、マジェナ・トリバワ、ピョトル・コズウォフスキ、ズビグニェフ・ザマホフスキ
1980 年/ポーランド=独=英/118 分/モノクロ
提供:マーメイドフィルム 配給:コピアポア・フィルム 宣伝:VALERIA、マーメイドフィルム
© Image: Ziegler Film/Renata Pajchel

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最終更新日
2025-05-26 10:41:42
提供
キネマ旬報(引用元

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