孤独と喪失感を抱えた少年少女3人のひと夏の出来事を紡ぎ、第79回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門で“未来の映画賞”に輝いた新鋭グラハム・フォイ監督の初長編「メイデン」が、4月19日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。親友であるカイルとコルトンを追った劇中映像と、カイルを演じたジャクソン・スルイターのスチールが到着した。
初主演となったジャクソン・スルイターは、映画の舞台でもあるカルガリーで1998年に創業したスケートボードショップ〈Ninetimes Skateshop〉や、アメリカのスニーカーブランド〈Vans〉がスポンサーに付くプロのスケートボーダーだ。到着したスチールは、ニューヨーク・タイムズなどで写真を撮影するアーティスト・Brendan George Koの手によるもの。若き日のリヴァー・フェニックスを彷彿させるスルイターに注目だ。
スチールのクレジット:Photo by: Brendran George Ko
Story
カルガリー郊外に暮らす高校生のカイルとコルトンは親友だ。住宅地をスケートボードで駆け抜けたり、川で遊んだりと気ままに過ごしている。ある日、二人は将来の夢を語り合い、日が暮れた頃にカイルは鉄橋を歩いていく。列車の音に気づいたコルトンは知らせるが、その声は届かなかった。
内気なホイットニーは、絵を描いたり日記を綴ったりすることに慰めを見出している。社交的な親友のジューンとの仲がこじれ、メールで決別を告げられた彼女は、ひとしきり考えた後でリュックを背負って家を出て行く--。
提供:クレプスキュール フィルム、シネマ サクセション 配給:クレプスキュール フィルム
© 2022 FF Films and Medium Density Fibreboard Films.
︎ 新鋭グラハム・フォイ監督が思春期を夢幻的に紡ぐ。ヴェネチア映画祭で受賞「メイデン」
