インフルエンサーが直面するSNS社会の光と影の物語を、玉城ティナ主演 ×「VIDEOPHOBIA」の宮崎大祐監督で描く「#ミトヤマネ」が今秋公開。特報とティザービジュアルが到着した。
インフルエンサーの〈ミトヤマネ〉こと山根ミトは、SNSに日々さまざまな投稿をしている。彼女を陰で支えるのは、妹のミホだ。やがて所属事務所を介して〈ディープ・フェイク〉アプリとのコラボがスタートし、自動生成されたミトの顔は世界中に拡散。大評判を呼ぶ一方で悪用する者も続出し、そんな状況すら人気に繋がるとミトは喜ぶが、ミホは危惧する。姉妹が思いがけず辿り着く、衝撃の結末とは--。
ティザービジュアルは、カメラアプリ〈SNOW〉のAIアバター機能でクリエイトした4種のミトを配している。
なお、アパレルショップWEGOが展開する〈WEGO放課後アート部〉と「#ミトヤマネ」がコラボしたイラストコンテスト開催も決定。玉城ティナと宮崎大祐監督も特別審査員として参加する。
〈コメント〉
玉城ティナ/山根ミト役
ミトヤマネは透明なのにけばけばしくて無関心なのに執着にまみれていて、私がいつも日々演じている女の子の中のひとりでした。
彼女の日々を演じる事になんの違和感もなく、名前も肩書きも、セリフも、書いてあるままに、できるだけ監督の意向に沿えるようにしました。
スクリーンの中で彼女をできるだけ記号のまま表せていたら、今この映画を作る意味があったのかな、なんて思っています。
インターネットに顔を載せないように、なんてもうお母さんに言われません。私の分身はもうインターネットに散らばっています。
彼女の考えてる事を何ひとつ理解できなくても演じられるであろう自分も少しこわいですが、ぜひ劇場で観ていただけると嬉しいです。
宮崎大祐監督
思えばわたしはいままでずっと境界を越える表現に魅了されてきました。故郷の街の中にあるアメリカとの国境を越える旅はやがてシンガポールとの国境を越え、大阪では自己と他者の境界を越えていきました。しかしここ数年、それよりもずっと早いペースで世界の境界は取り払われはじめました。では、さらに加速が進み、すべての境界が取り払われたあとの、その先にある消失点には一体何があるのだろう。そんな疑問から生まれたのがこの映画です。たった78分で自分の中のなにかが決定的に変わってしまう、そんな映画体験をお約束いたします。是非とも劇場で観て聴いてみてください。
「#ミトヤマネ」
出演:玉城ティナ
監督・脚本:宮崎大祐
配給:エレファントハウス
©︎2023「#ミトヤマネ」製作委員会
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