
シベリア抑留から生還した台湾出身の元日本兵たちに迫るドキュメンタリー「零下五十度の抑留者」が、9月5日(土)よりシアター・イメージフォーラム、横浜シネマリンほか全国で順次公開される。予告編が到着した。
第二次世界大戦に動員された台湾出身の日本兵は、およそ20万人。終戦後には多くの日本兵がソ連軍の捕虜となり、極寒のシベリアへ送られて命を失ったが、「台湾人捕虜」の正確な人数は現在まで分かっていない。日本が台湾統治を放棄したため彼らは日本国籍を失い、歴史の中で置き去りにされてきた。
作中には台湾出身の元日本兵と子どもたち、孫たちが登場。監督の許明淳はシベリア鉄道に乗り、元日本兵の帰還までの道を辿る。さらに台湾と日本を巡り、残された写真や手紙、録音テープ、断片的な記憶から封じられた感情を掘り起こす。「わたしたちは、一体何者だったのか」──。
「零下五十度の抑留者」出演:呉正男、陳以文、許敏信
監督:コー・ビンスン(許明淳)
プロデューサー:リー・ジアウェン(李嘉雯)
編集スーパーバイザー:リン・シンミン(林欣民)
編集:シュエ・ジェンシュエン(薛建軒)
撮影:リン・シェン(林申)、ワン・インシュン(王盈舜)
製作:多面向影像工作室
原題 :冰封的記憶 英題:Memories Frozen in Time
日本語字幕:神部明世 監修協力:栖来ひかり
後援:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
配給・宣伝:太秦
2025年/台湾/85分/DCP/5.1ch/台湾語・日本語・中国語
©多面向影像工作室
公式サイト:memories-frozen.com

