
監督・俳優として世界から高い評価を受ける鬼才・塚本晋也監督の最新作『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』が 9 月 11 日(金)より公開中。
ニューヨーク、ベトナム、タイ、沖縄の 4 か国で撮影を敢行し、全編英語セリフでベトナム帰還兵の実話を描くという大規模なプロジェクトに挑んだ『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』より、豪華主要キャストのロドニー・ヒックス、ジェフリー・ラッシュ、タチアナ・アリの 3 名が、作品への思いや塚本晋也監督との撮影秘話を語る超貴重なインタビュー映像が解禁となった。
「演じたことのない役を求めていた」
実力派キャスト 3 名が明かす、塚本晋也監督との出会い
主人公アレン・ネルソンを演じたロドニー・ヒックスは、ブロードウェイミュージカル『RENT』のオリジナルメンバー。アレン・ネルソン本人と容姿が似ていることに加え、役への深い理解と熱意が決め手となり、多くの候補者の中から抜擢された。オファーを受けた際の心境について、「有頂天になった」と表現するヒックス。一方で当時は、「芝居を人生の中心にするのはやめようと思っていた」と、キャリアの転機にあったことを明かす。それでも、届いた脚本を読み進めるうちに、「僕が演じるべき役だと確信したんだ」と語り、本作への強い思いを明かしている。
そんなアレンの心の傷に向き合うニール・ダニエルズ医師を演じるのは、『シャイン』『英国王のスピーチ』などで知られる名優ジェフリー・ラッシュ。オファーを受けた時のことを「ここでは再現できないほど驚いたよ」と振り返り、「監督がどの作品を観て私を選んだのかは不明だが、“パイレーツ”でないことは確かだろう」とユーモアを交えながら、「演じたことのない役を求めていたんだ」と、当時の自身の思いを吐露している。
さらに、塚本監督については、「自ら脚本を書き、作品のリズムを理解し、編集もこなす。そして自らカメラを回すんだ」と、その独自の映画作りに言及。「映画言語に対する感性がずば抜けている」と、塚本監督への高い評価を寄せた。
そして、アレンを優しく受け入れる妻リンダを演じるのは、俳優・歌手として活躍するタチアナ・アリ。オファー当時について「どこにいたのか、正確に覚えてる」と語るアリは、「脚本を読み始めたら引き込まれたわ。強く心を動かされた」と、作品に魅了された瞬間を回想している。
さらに、自身も俳優として活動する塚本監督との関係については、「役を掘り下げたり、シーンを作り上げる時に、俳優の視点を持つ監督とは特別な関係性を築けることがある」と説明。「現場で経験できた内容は、期待をはるかに大きく上回るものだった。初めて会った時は、彼の優しさと寛容さに驚いたわ」と、撮影現場で得た印象を振り返っている。3名の言葉から浮かび上がるのは、国やキャリアを越えて俳優たちを惹きつけた、本作の脚本と塚本監督の映画作りへの情熱。実力派キャストがどのように作品と向き合い、役を作り上げていったのか、その一端を垣間見ることのできる映像となっている。
自らカメラを握り、俳優と向き合う。
塚本晋也監督の映画作りを捉えたメイキング映像も公開
インタビュー映像とあわせて初公開となるのが、ニューヨーク、ベトナム、タイ、沖縄で行われた撮影の貴重なメイキング映像。映像には、塚本監督が自らカメラを手に撮影に臨む姿をはじめ、俳優たちとの綿密な打ち合わせや、意見交換をしながらひとつひとつのシーンを作り上げていく現場の様子が収められている。監督・脚本・撮影・編集を自ら手掛ける塚本監督。その映画作りについてラッシュは、「彼が作り上げるのは、実際に目にするまで誰も想像できないような映像だ」と語り、「彼との仕事は最高に刺激的だったよ」と、その魅力を称賛した。
本作は、塚本監督にとってキャリア初となる 4 か国ロケを敢行した意欲作。総勢約200 人規模のスタッフ・キャストが参加する過去最大級の撮影となった。その大規模な現場においても、自らカメラを握り、俳優と同じ目線で撮影に向き合い続けた塚本監督。世界各地で積み重ねられた撮影の熱気と、戦争というテーマに真正面から向き合うスタッフ・キャストたちの姿を捉えた、貴重な映像に、ぜひ注目していただきたい。映画『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』は、9月11 日(金)より絶賛上映中!
----------------------------
9月11日(金)よりkino cinéma新宿ほか公開
(C)Mr. Nelson, Did You Kill People? Film Partners (C)Allen Nelson/KODANSHA

