今年で映画「ハリー・ポッターと賢者の石」が公開から25周年を迎えるにあたり、ハリー・ポッター誕生の地・イギリスを象徴する駐日英国大使館で記念セレモニーが開催され、ワーナーブラザース・ディスカバリー アジア・パシフィック プレジデント兼マネージングディレクターのジェームズ・ギボンズ氏(以下:ギボンズ氏)と、駐日英国大使のジュリア・ロングボトム氏(以下:ロングボトム大使)が登壇した。また、シリーズを通して主人公のハリー・ポッターの日本語吹き替え声優を担当した小野賢章さん(以下:小野)と、かねてより「ハリー・ポッター」オタクの“ポッタリアン”を公言しているSnow Manの佐久間大介さん(以下:佐久間)が満を持してイベントにスペシャルゲストとして登壇した。
英国大使館の格式高いロイヤルな雰囲気の中、「Hedwigʼs Theme」が流れると、レイブンクローのマフラーを身に着けたギボンズ氏が登場し、ハリー・ポッター25周年プロジェクトについて紹介した。ギボンズ氏は「2001年に第一作が公開して以来、人から人へと希望のメッセージを届けてきた」と25周年を振り返り、ハリー・ポッター誕生の地である英国にゆかりのある場所で記念セレモニーを開催できたことへの喜びを語った。また、2026年3月より「バタービール・シーズン」とともに、映画公開25周年を記念したグローバルプロモーションが始動することを発表。日本では今夏『ハリー・ポッターと賢者の石』の劇場特別再上映を予定するほか、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京–メイキング・オブ・ハリー・ポッターでは、25周年特別企画「ホグワーツからの招待」を3月18日より開催する。また先月、東京駅には国内3店舗目となる「ハリー・ポッター マホウドコロ」もオープンし、今後はさまざまな魅力的なブランドとのコラボレーションを展開していくことも明かした。
続いて、グリフィンドールのマフラーを身に着けた駐日英国大使ジュリア・ロングボトム氏が登場。「世界中の子どもたち、大人たちを魅了するハリー・ポッター。特に日本では絶大な人気を誇り、⻑年にわたるファンベースがあることで知られています」と、日本での作品人気の高さに触れた。ロングボトム大使自身も、そしてご家族もハリー・ポッターの大ファンだそうで、「皆様と一緒にこの節目をお祝いできてうれしいです」と笑顔で語った。また、自身の苗字について「ハリーの友人ネビル・ロングボトムと全く同じ名前なのでよく聞かれますが、残念ながら彼は私の親戚ではありません」とジョークを交え、会場の笑いを誘った。さらに、「この作品を通じて多くの方々に英国についてもっと知りたいと思っていただく機会になりました。英国ブランドとの新たな協力の機会が生まれることも期待しています」と、今後への期待も語った。
その後、ギボンズ氏からロングボトム大使へ、ハリーやロン、ネビルなど12人の魔法使いたちの杖をモチーフにした「ハリー・ポッター ワンド ウォールクロック」が贈られ、日英のハリー・ポッターを通じた友好的な交流とハリー・ポッターの25周年を祝福した。
25周年を祝うセレモニーにふさわしい特別ゲストとして、小野と佐久間が登場。グリフィンドールカラーでまとめたブリティッシュスタイルの小野と、憧れのスリザリンカラーのスーツに身を包んだ佐久間が華やかにステージへ現れた。自他ともに認めるハリー・ポッターファンである佐久間は、登場するなり「ハリー・ポッター大好き!」と作品への愛を爆発させ、会場を盛り上げた。二人の衣装はハリー・ポッターとイギリスをイメージしたほか、胸元には「賢者の石」や「カエルチョコ」などのハリー・ポッターモチーフのピンバッチやブローチで彩られていた。佐久間は「ハリー・ポッターのアイテムって、キレイと思ったり欲しいと思ったりするから、こうしてグッズになるのは嬉しい」、「カエルチョコは絶対につけたかった」と衣装へ込めた想いを語った。
「ハリー・ポッターの生まれたイギリスに行ったことはありますか?」という質問に、小野は「一番行っておかなきゃいけないはずの僕が、実はまだ行けていないんです」と告白。「キングス・クロス駅には行ってみたいです!」と憧れを語ると、佐久間も「僕も行けていないんですよ...」と明かし、会場から驚きの声が上がった。プライベートでも一緒に旅行に行くほど仲が良いという二人は、「じゃあ二人で行こう!」と盛り上がり、微笑ましいやり取りを見せた。
ハリー・ポッターとの出会いについて聞かれると、小野は「第一作の頃は小学6年生。人生を共にしてきた作品なので、25周年と聞くと“そんなに経ってしまったのか...”と思います。でもまたハリー・ポッターが盛り上がったらうれしい」としみじみと語った。
さらに「第一作も映画館で観ているので、僕はハリポタ歴25年です。でもSnow Manのメンバーのラウールは1年前に全シリーズを観たんですよ。“最近知ったんだね、君は”って思いました」と笑い、「僕は音楽を聴いただけでどのシーンか分かります」と筋金入りのファンぶりを披露した。
また、これまでのハリー・ポッターとの思い出として小野は「ダニエル・ラドクリフさんからビデオメッセージをいただいたり、トム・フェルトンさんにお会いしたこと」とキャストとの交流をあげた。スタジオツアー東京のセレモニーイベントに登壇した際、楽屋でトムから声をかけてもらったそうで、「“ようやく会えたな、ポッター”って言われたんです。でもうまく話せなくて、“またな、ポッター”と言われて去っていきました(笑)」とスターを前にして大緊張したエピソードを明かした。これには佐久間も「それはめちゃくちゃ鳥肌立った!」と感激した様子だった。
プライベートでもワーナー ブラザース スタジオツアー東京–メイキング・オブ・ハリー・ポッターに訪れたことがある佐久間は、「入る前のオブジェでまず20分は写真を撮っていた」という推し活をトーク。「阿部ちゃんと舘様と、僕の親友の4人で、5時間滞在しました!」と、ハリー・ポッターの世界にどっぷり浸かって楽しんだ様子だった。日常にハリー・ポッターが溶け込んでいるほど好きで、「Snow Manのメンバーはハリポタ好きが多いから、楽屋から出番で出ていく時“アクシオ Snow Man”って言ったことがある(笑)」と、メンバーとのエピソードを明かした。*アクシオ:呼び寄せの呪文
佐久間の止まらないハリー・ポッタートークを聞きながら、小野は「さっくんの話を聞いているだけで、どれだけハリー・ポッターが好きなのかが分かります」と笑顔でコメント。そんな二人がそろって登壇したからこそやってみたいこととして、浮遊の呪文「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」を披露することに。佐久間は「誰もが知ってる呪文!かけたい!」と意気込み、小野は「これまで25年間かけ続けていたので、かけられるのは新鮮ですね」と話し、ついに佐久間が流暢に呪文を披露!呪文を唱えたあと、小野が宙に浮くはずが...「ウィンガーディアム・レヴィオーサ。あなたのはレヴィオサー」と、ハーマイオニーがロンを叱責するくだりを再現してボケると、佐久間も「僕が呪文をかけたのは、ハリーじゃなかったの!?ロンになった気持ち!」とリアクションし、会場は大きな盛り上がりを見せた。
25周年という大きな節目を迎え、「ハリー・ポッター」はさらに未来へと受け継がれていく。現在、新たなHBOオリジナルシリーズの制作も進められており、佐久間はファン代表としてコメントを求められると、「スタッフの方が“世界中のハリポタファンが喜ぶ出来になる”と言っていたので、いちファンとして本当に楽しみです」と期待を語った。一方、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でハリー・ポッター役として出演が決まっている小野は、「またハリー・ポッターに関われるのが本当にうれしい。自分が12歳の頃に感じたワクワクが、今の子どもたちにも新しく伝わっていくのがうれしいですし、新シリーズもこれまでの映画も、これから先へ受け継がれていったらいいなと思います」と、作品の未来への思いを語った。
最後に、ギボンズ氏とロングボトム大使と小野と佐久間の4人で杖を構えてポーズを決めてメディアのフォトセッションに応じ、25周年記念セレモニーは幕を閉じた。
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